>>225 「田嶋陽子」の拉致発言に激怒した「三宅久之」
“北朝鮮の(日本人)拉致は、日本の従軍慰安婦をマネしてやったんだよ!”
北朝鮮の放言ではない。発言者は日本人、あろうことか元大学教授で元国会議員、あの田嶋陽子先生。
よみうりテレビの『たかじんのそこまで言って委員会』という番組でのこと。関西ローカルだから知らない方も多いだろう。
やしきたかじんの司会で、評論家の三宅久之氏や宮崎哲弥氏などをパネラーに迎え、討論を交わす人気番組。
テレ朝系の『TVタックル』をイメージするとわかり易い。
冒頭発言は2月20日の放送。“NHK VS 朝日新聞”をテーマに、従軍慰安婦問題に話が及んだ時だった。
三宅 ……非常に不幸なことだけれど、当時は売春というのは公な職業でした。
田嶋 違うって、拉致だったの、あの人達はっ!
三宅 拉致なんかしなくても、(募集の)新聞広告を出せば集まってきたんだ。
田嶋 (冒頭のセリフ)
三宅 馬鹿なことを言うな。北朝鮮の犯罪と一緒にする馬鹿がどこにいる。君はどこの国の人間だ!
「三宅さんでなくとも、怒り出すのは当然です。慰安婦問題は90年代に朝日新聞が捏造したものですから」
とは、拓殖大学教授の藤岡信勝教授。
「慰安婦集めの奴隷狩りをしたという吉田清治の記述を、朝日新聞は何の検証もせずに垂れ流し続けたのです。
吉田本人は嘘を認めましたが、朝日は今日に至るまで謝罪も訂正もしていません。
だからこそ、朝日しか読んでいない視野狭窄の人には、捏造だったことが伝わらない。
さらに、そうした日本人のいることが北朝鮮の付け目なのです。
そして、娯楽とはいえ、根も葉もないことを放送するのは健全とはいえません」(同)
ちなみに番組では、“だから朝日新聞は必要だ”との意見が出るまで進んだが、
“朝日新聞も、もう従軍慰安婦を正面からは認めていない”という宮崎哲弥氏の発言であっけなく鎮火。
「田嶋さんだからね(笑)。あの番組は、好調の『TVタックル』を意識して作ったものだから、出演者も似てるけど、政治的テーマも多い。
中和剤のつもりで彼女を使うんでしょう。でも今回は度が過ぎた。嘘も百遍言えば真実になるとも言うから、今後も注意はしていきますよ」(三宅氏)
国会議員を辞職してくれたことに感謝すべきか……。