ウチは親が労働組合だったせいで小学校高学年〜高校まで朝日取ってた。
でその高校の時に、学校の帰り道に友達と話してて「日本は軍備すべきかどうか」
なんて話題になった。まあ自分がガノタで彼はミリオタだったので、よくある高校生の
背伸びした議論になったわけだけど、彼が「でも最低限の軍備は必要だろ。身を守るには」ときて
こっちは反射的に「軍備なんか捨てるべきだ!」とかなりの大声で答えてしまった。
で、極論も極論だったもんで言った自分も聞いた相手もそれで道端で固まっちゃったw
今思うとここで呪縛が解けたんだろう。
「非暴力の信念に殉ずるのは結構だけど、それを是としない同胞(友人)を『巻き込んじゃう』のは
いくらなんでも変じゃないか?他人を『博打』に付き合わせる権利なんて俺にあるのか?」と。
ここまで言語化してようやく朝日新聞的独善に気が付いたわけ。
当時そんな言葉は聞かなかったけどメディアリテラシーの目覚めだったね。
これがもっと頭が固まった頃だったらと思うとぞっとするよ。今でもその友人には感謝してる。