テーミス 2007年3月号
<メディア> 朝日新聞「新内部抗争」と「朝日株問題」
記事盗用問題で朝日新聞幹部が処分されたが、これを契機に社内は政治グループと
経済グループによる新たな抗争に。一方で朝日社主である村山家と上野家が歴史的な
和解に動き始めている。両家の株を合わせると朝日株の65%を押さえる計算になる。
株式市場では、いま、あるテレビ局が朝日を呑み込むシナリオが囁かれている。
http://www.e-themis.net/new/index.php 記事は、フジテレビが朝日新聞を買収するという噂について。
>>483 80年代にあった朝日新聞の有名なお家騒動について考える。これは、買占め乗っ取りでは
なく、最大の株主であった社主の村山家が、村山家のいうこと(編集方針、営業方針など)を
聞こうとしない幹部社員のクビのすげかえをはかったところからはじまった。朝日の場合、
株は公開されておらず、社員と、社員OB、それに、村山家と同じように歴史的因縁があって
株主になっている若干の外部株主にかぎられていた。村山家は、圧倒的な筆頭株主だった
が、社員の側は、社員もOB社員も結束した(一部村山家側についた)上で、第二の社外
大株主である上野家を味方につけてなんとか抵抗したが、集めた株数が多数を制するのに
スレスレで(50%をこえることコンマ以下だった)、ほんのちょっとした株券の異動で逆転する
ため、お家騒動は長期にわたって続いた。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/050330_kozu/ ↑
このとき、たしか、村山家は、財界筋に相談して、朝日新聞と産経新聞を合併させて、
朝日の左翼社員を一掃しようとして、失敗したんじゃなかったっけ?