「泥酔論説委員の日経の読み方」の読み方

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137文責・名無しさん
泥酔さん、レスありがとうございます。
自分が言いたかったことが、巧く伝わってなかったようなので、書き込みを
続けさせてもらいます。
泥酔さんのおっしゃるところの「インスパイア」なら、構わないと思います。
128さんのご意見がそれにあたるはずです。
レッドツェッペリンというイギリスの有名なバンドは、
偉大なクリエーターであると同時に、パクリ魔としても知られているんですが、
ただパクるだけでなく、彼らなりの解釈、つまり+αを加えていたので、
彼らの作品には彼らなりの優れたオリジナリティが含まれており
、パクリ云々は、さほど問題にされてきませんでした。
また、最近では、手塚治虫さんの鉄腕アトムの中の、
あるエピソードを基に話を膨らませて展開されている、
浦澤直樹さんの「Pluto」みたいな、偉大な先人の作品を一つの題材にしつつ、
オマージュをこめた漫画が紙面に現れるようになったきました。
これは手塚治虫さんなど先人の作品が、それこそ三国志のような、
人類の文化の共通財産、一つの古典として認められる時代に入ったのだと
類推しつつ、漫画のサンプリング、ヒップホップ化という現象なのかなとも
考えています。
138文責・名無しさん:05/02/19 19:24:37 ID:qroTtlfE
上の続き

それはさておき、自分が問題としてるのは、安倍なつみさんのような、
完全コピーはまずいからということで、歌詞の一部をほんの少し書き替えた
だけなパクリです。
漫画という分野でなら、100%完全コピーな海賊版はまずいので、
キャラクターや設定、ストーリーなどはまんまパクる、
あるいは一部をほんの少し替えてパクりつつ、絵は違うぞということで、
これはオリジナルであると強弁された場合の対処を、
国家戦略として考えるべきではないのかということです。
絵柄とキャラクターの国籍や舞台、ブレザーっぽいコスチューム以外は
「セーラームーン」と違わない「ブレザールナ」とか、
ノートではなく、死神から譲り受けたペンというアイテム以外は
「Death Note」と違わない「Pen of Death」という作品が仮に外国で作られ
現地で雑誌に連載されるなりアニメ化・映画化されるなり、
人気を集めていた場合、日本の商社が「セーラームーン」や「Death Note」を
売り込みにいっても、もはや相手にされないでしょう。
最近は変化しつつあるようですが、日本のポップカルチャーは、
基本的には日本国内で消費することを前提にしているように見受けられ、
それこそ国家戦略的に、海外に向けて積極的に輸出することを後押しするような
視点が欠けているのではという泥酔さんのご意見を読んだ上で
自分なりに考慮すると、海賊版のみならず「パクリ」というものも、
重大な脅威になるのでは思った訳なんです。
131さんや136さんも多分、同じようなお考えになってらっしゃるのでしょう。
だからこそ、「パクリ」に対して、国家戦略が必要になってくるのではないかと、泥酔さんのご意見を賜りたかった次第です。
まずその手始めとして、129さんが言われるように韓国、そして中国に対して、
日本のポップカルチャーの保護を国家戦略として要求したいところなんですが、
ああいった国なので、どうしたらよいものか…。