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小林よしのりの本田記者に対するコメント@新潮:
「本田記者の印象は、とにかく思い込みが激しい人。エキセントリックで、常に断定口調です。
相手を "悪” と決め付けたら、徹底的に自分の主張を押し付ける。ワシと会ったときも
"差別は経済構造だ"と主張し、作家が金儲けのために本(ゴー宣)※1 を出すことを
否定していた。初めから結論ありきで、取材するタイプです。別の角度から検証するという、
記者として当たり前のことをしないんですよ」
「(ゴー宣出版までの)※2 そうした経緯も調べもせず、本田記者はワシを批判してきたんです。
そのときの彼の言い分は、“作家なら、自分の原稿がボツにされたのであれば、記者会見して、
『自分はおかしいと思う』と言うべきだ ” というもの。そこでワシは怒って、それまでの経過を
全部説明してやった。すると、あわてて、“今後はよく勉強してから、人を非難するようにします”
と謝ったんですよ。ワシへの誤解を面と向かって説明したので、彼も分かってくれたのですが、
今回もまったく同じ事をやったわけでしょう。進歩がないというか、成長がないというか」
「本田記者は典型的な左翼ですよ。極左と言っても言い。国家や資本主義は悪で、権力を
批判することこそが表現の自由だと考えているんです。今回の記事にしても、安倍氏や
中川氏は対北朝鮮強硬派です。経済制裁論議などを目前に控えた今、何とか2人の
イメージを落とそうと考え、わざわざ4年前の出来事を出してきたのだと思います。もともと
朝日は、故・金日成主席とのインタビューを行ったり、北朝鮮の帰還事業を後押しした過去が
あるだけに、北朝鮮が崩壊すると、困るのでしょう。だから本田氏のような極左記者を自由に
動かして、ああした記事を書かせているのではないでしょうか」
※1,2 皇太子殿下のご成婚をめぐる漫画が連載中の雑誌でボツになったが同じ版元から
刊行された単行本で復活した