読売夕刊がオタク臭い件について2

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7文責・名無しさん
OTAKUニッポン

長らく沈滞気味だった四コマ漫画の世界に一陣の突風・・・
いや、まったりとした微風が吹き抜けている。

相次いで創刊され、にわかに激戦区となった萌え四コマ誌。
読者層は意外と狭く、早くも過当競争気味。

萌え四コマには、いくつかの"様式"がある。
(1)主人公はかわいい女の子。たいていはボケ役
(2)脇役もかわいい女の子。一人は関西弁
(3)制服、メイド、巫女、猫耳等の「萌え要素」を取り込んでいる
(4)なぜか四文字タイトルが多い、等々。

「第一に絵柄。四コマとして成立していなくても
キャラクターが立っていることが大事」(ぎゅっと!編集長)

このジャンルを成立させたのは「あずまんが大王」のヒットだが
目下の人気作は「トリコロ」。「きらら」の成功もこの一作によるところが大きい。

「作る側は『笑い』も重視しているが、読者が萌え四コマに
求めるのは『癒やし』や『なごみ』、自分が否定されない世界なんです」(ぎゅっと!編集部)

昔ながらの漫画ファンから「オチがない」とからかわれたって気にしない。
萌え四コマこそおたく世代のホームドラマ、四コマ漫画の最終進化型なのだから。

2004.11.26 読売新聞夕刊より