政府や企業でも、組織内部での出世昇進での権力闘争に血道して
しまい、組織外部への実力発揮に必要な人々を抑制抑圧し、虐待
迫害して、その組織全部が滅亡の螺旋へと転落してしまう現象が
有りますが、そのような事態は、個人においても発症してしまう
ようでも有ります。
組織内部で外部への見識が無い人々とが、組織内部の実力を過信
して、その「首領」に依存してしまう結末は、NTTにおいても、
資産管理や設備管理における不正会計において観察されており、
それが「伝統」や「通例」とされてしまう危険についての認識が
必要であるところです。
福原愛氏の発言については、大衆媒体における過剰報道の渦中に
おいて、自分で自身を規律する必要を感覚する機会に恩恵された
という逆説において、その心身の成長が、言葉の表現が鍛錬され、
誤解により混乱に捲込される危険への対応が明快です。
敗退の屈辱を正当に克服した日本域内の技術者達が実現した栄光
を、役所や会社の事務屋が蚕食し崩壊させてしまうような愚劣は、
三菱自工での車両瑕疵隠蔽事件や三菱重工での配管検査懈怠事件
において、過去の軍事部門の弊害として、復古してきているかの
ような昨今において、勝兜之銘を想起するべきでしょう。
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