朝日の基地外投稿 第97面

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800文責・名無しさん
「1昨日」嫌う私は愛国者?

主婦 赤木菜穂子 38歳

 日本語が大好き。漢字も送り仮名も文法も枕詞も落語もことわざもみんな好きだ。
「見れる」の「ら抜き」言葉や「読まさせて頂きます」の「さ入れ」言葉は耳になじまないが
仕方ないと思っている。「じゃないですか」とか、すヽに妙なアクセントのある「〜なんです」
にも我慢できる。
 そんな私にどうしても容認できないのが算用数字の乱用である。本心は縦書きに算用数字は
用いたくないが、字数の節約という新聞の事情も分かる。「26日」や「24人」は仕方ないし
「背番号二十四」では間が抜けてしまう。
 でもテレビの字幕でよく見かける「第1人者」「1歩ずつ」「1人ぼっち」「3度目の正直」
など慣用的な言い方を算用数字を用いる表記は頂けない。
「第2人者」なんていない。「2歩ずつ」進むと別の意味だ。「2人ぼっち」や「4度目の正直」
なんてあり得ない。
 こういう表記に私はかッとなり、きィと妙な声を発する。子供たちがそんなものを見ているかと
思うと、将来の日本語がどんなに乱れるか不安になるからだ。
「1昨日」と活字で読んだ時は、くゥーッとうなってしまった。一昨日の前日は「2昨日」ではない。
 日本語の表記にこだわる私は意外と熱烈な愛国者なのかも知れない。