>>258 ウェブ上だと日本語のソースはあまりないね。この辺?
http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kj8899/deutsch.rep.html http://www.ohnichi.de/Toki/toki9.htm ちょっと要約してみた。
日本はサンフランシスコ講和条約の時に個人の財産を含む
在外資産の放棄で、連合国の賠償請求権を放棄してもらった。
連合国としても、日本相手に個人補償ベースでやると
プラマイの収支が怪しいので、個人補償も請求しないことを
含めてこれで手打ちにした。対韓、対中も似たような内容。
東南アジア方面には賠償金を分割ローンで払った。
で、 一 応 国家間賠償、個人補償の終わった綺麗な身。
(日韓基本条約で北韓を入れるかどうかだけがグレー)
対してドイツ、実は第二次大戦の講和条約も結んでない。
連合国はドイツの産業施設から全商船、炭鉱の石炭、特許、
国土の1/3まで奪っていった(難民1200万人!)ので、
それが賠償だ(#゚д゚)フォルァ! が旧西独の主張。
個人補償については講和条約後に、とロンドン債務協定で
決めたけど、分断が固定化してしまっていつ講和条約を結ぶか
判らなくなった。仕方ないので、個別にちょこちょこと
協定を結んで個人補償をしてる。
(「ドイツは日本と違ってきちんと補償している」という
誤解はおそらくこの辺。国家間賠償の時にまとめて丼勘定で
済ませた日本と、いまだに細かくやってるドイツの違い。)
ドイツ人個人の在外資産は手放した覚えは無いので、
東欧、特に国土の多くを奪ったポーランドに対して
補償請求をしてる。
>>231が言ってるのは、多分これ。