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「軍が容認」と報告書 発砲で7人殺害
【ニューヨーク7日共同】7日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、米軍などによるイラク人虐待について赤十字国際委員会(ICRC)がまとめた報告書の内容を報じた。
報告書は発砲で7人が殺害されたことを挙げた上で、虐待が広範囲に行われ、拷問に近いものもあったと結論付け「虐待は(連合軍によって)認められた行為だった可能性をうかがわせる」と指摘している。
同紙によると、報告書はイラクで昨年3−11月に行われた聞き取り調査などを基に今年2月に作成、ブッシュ政権に送られたとされ、同政権の対応の遅れを一層印象付けた。
ICRCは7日、ジュネーブの本部で記者会見し、同紙が報じた報告書がICRCのものであることを確認した。
報告書は24ページ。「自白させ、情報を入手する」ための常とう手段として、尋問中のイラク人が乱暴な扱いを受けたと指摘。戦時捕虜の取り扱いを定めたジュネーブ条約に
「深刻な違反」があったと非難している。