産経・正論・諸君=三馬鹿の壁 その3

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326文責・名無しさん
ま、問題ないならこのスレに書き込む必要もないわけだし、書き込む以上は
言いがかりつけたいという三馬鹿のやり方丸出しだよなぁ(w。
で、他人に言いがかりつける前に三バカの論客、石井・佐々・中西・志方・岡崎
石原は、それだけの資格があるのか?つまり他人を批判できるだけの人的潔白さが
あるのか?おまいらが一番粘着するところだろ?
>>325
327文責・名無しさん:04/05/08 15:50 ID:rWk+HdIz
 愛国心は各人が心の中に持っていればいい。「俺は愛国者だ。いつでも国の為に死んでやる」と
公言する人間に限ってやりはしない。愛国心は公言するものではないし、ましてや評価すべきものでは
ない。さらには、考えの違う者を封殺する武器にされてはたまらない。(中略)
 愛国心は一人で持てる。しかし、行動に移すとなると、運動になる。集団になる。さらに暴走する
危険性がある。自分のことすら自制できない人間が「愛国者」だと自任し、運動するとどうなるか。
それは先般の「征伐隊事件」で明白ではないか。右翼ではない一般の人間が、集まって「愛国」の為に、
朝総連や朝銀、社民党などを銃撃し、銃の弾を送って脅迫した。罪の意識は余りない。
「北朝鮮は日本人を拉致した。こんな国に味方する奴は国賊だ」と思いつめてやった。北朝鮮のやっている
ことに比べたら我々のやっていることなどは大したことはない、そう思ってやったのだ。(中略)
 日本人は元々、外国の文化を無制限に受け入れ、咀嚼してきた。「日本なんて遅れている。大したことは
ないな」と思ったからこそ朝鮮、中国、米国、ヨーロッパの文化を受け入れてきた。寛容で謙虚な国なんだ。
だから、「ちょっぴり自虐的な国」、そんなところでいい。誇りを持ちすぎ、他国を指導してやろうなんて
傲慢に思った時は、ロクなことがない。個人間でも、「あいつの考えは売国的だ。話し合う余地はない」と
排除する方が、かえって「反日的」なんだと僕は思う。(鈴木邦男「●愛する資格」)
328文責・名無しさん:04/05/08 15:51 ID:rWk+HdIz
(前略)
 さらに喋った声明文の内容もかなり幼稚だ。「北朝鮮人は日本から出て行け」「朝鮮人を日本から駆逐するまで続けるぞ」「無法国家北朝鮮の船(万景峰号)
が新潟に入港することの抗議だ」と言っている。自分達だって「無法」の限りを尽くしてるくせに。(中略)
 インターネットの無法書き込み、誹謗中傷と同じく、これも「匿名性の犯罪」だ。匿名であれば気が大きくなり、何でも出来る。さらに「征伐隊」のように
<愛国>の大義名分がつくと、ますます暴走する。ここで見逃してならないのは例の石原発言だ。田中均外務審議官宅に爆弾が仕掛けられた日、石原慎太郎
都知事は、「爆弾が仕掛けられて当たり前」と暴言を吐いた。これは酷い話だ。「北朝鮮との交渉は余りに弱腰だ。田中氏に日本の外交を預けるのは危険だ」と
思って言ったという。そして謝罪も撤回もしない。

>>325
>>326・327をよく読んで、これまでの三バカの報道姿勢に照らして考えてみましょうね。
329文責・名無しさん:04/05/08 15:53 ID:rWk+HdIz
三バカの言いがかりと発想

―検閲と自主規制―

 番組の検閲は、情報局の指導のもとに所轄の逓信局(東京発の番組は東京逓信局)が担当したが、
情報局編集の部外秘のパンフレット「大東亜戦争放送しるべ」(のち「大東亜戦争放送指針彙報」と改題)
によると、ニュースの検閲記事としてつぎの四点があがっている。

一、現在国民に対し、放送適当なりや否や
 これは、ニュースのみならず、凡て検閲上、第一に考慮さるべき問題である。・・・・・言うまでもなくニュースには国民に知らせて
 良いものと悪いものがある。この取捨をまず第一に国家的見地から判断しなければならない。
二、日本的枢軸的観点ありや否や
 いやしくも日本放送協会の採上げるニュースは先ず第一に日本的観点に立つものであることは勿論であるが、又日本と手を携えて共同の
 敵に当っている独伊に対して不利なものも亦排撃されなければならない。・・・・・〔第三国的ニュースは〕これに適切な我方の主観的
 註釈を附与し、表面は飽くまで客観的ニュースのごとく装い、以て国民輿論指導上有益ならしめなければいけない。
三、政府に協力的なりや否や
 国民の輿論決定の上に多大の力を持つニュースは飽くまで政府に協力的・推進的でなければならない。
四、敵に利用される虞なきや否や
 的は我対外放送を聴取するの外、東亜送りの国内放送を聴取し、ことごとく之を録音している形跡が充分ある。であるから我に不利なニュースは勿論、
 敵の好んで逆用するところとなるようなニュースは絶対に避けなければならない。
330文責・名無しさん:04/05/08 15:53 ID:rWk+HdIz
―異端者狩り―
 言論報国会に入っていない者は今後、新聞や雑誌に執筆が許されなくなる、という噂がまことしやかに流布され、非会員の評論家のあいだに大きな動揺がおこった。
(中略)
 噂が信じ込まれたのも無理はない。かなり前から当局では好ましからざる評論家のブラック・リストをつくって、かれらを新聞や雑誌になるべく執筆させないように
指導していたのである。
 たとえば、すでに十六年二月、中央公論社は情報局との懇談会でそのリストを内示されたが、それには矢内原忠雄・横田喜三郎・馬場恒吾・清沢例・田中耕太郎らの名が
あった。
(中略)
 このように言論機関に非公式の要望というかたちで働きかけ、事実上執筆禁止と同じ効果をあげていくというのは、当局がしばしば用いた常套手段であった。
(中略)
 言論界内部からの「異端者狩り」もすでにはじまっていた。言論報国会には調査部が設けられ、評論家の思想・言動調査が行なわれていた。とくに、。かねてから自由主義的色彩が
濃いとみなされていた『改造』『日本評論』『中央公論』などの総合雑誌や岩波書店が言論内外からの攻撃にさらされた。
 陸軍報道部は『改造』の十七年八月号・九月号に発表された細川嘉六の「世界史の動向と日本」を取り上げ、こうきめつけた。
「この論文は、日本の指導的立場を全面的に否定する反戦主義の鼓吹であり、戦時下巧妙なる共産主義の煽動である」