『産経抄』ファンクラブ 第19集

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256五十川卓司
>>130,>>211
産經抄の筆者としては、軍国主義教練による天皇赤子への抑圧に
より、文章を記述する才能を抑制され、体制秩序に迎合する作文
に固執させられた拘束を強制された心的外傷により、万年少年の
ように心身の成長を阻害されてしまっているので、その拘束から
自由な戦後教育の人々に嫉妬羨望してしまい、心ならずも、若者
の成長を妨害してしまってきた過去を慙愧しつつ、どうしようも
無い妄執に劫火されてしまう苦痛を感覚してしまっているのでし
ょう。

相手の老成への憎悪を、早期老化への憐憫として表現していたり、
相手の死亡を願望する冗句が、本人の死亡の願望の裏返であると
の悲嘆が、心理描写として表出しているのですから。