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こいつか?(基地外投稿第52面から)
家族と話せる訪朝の環境を 滑空機指導員 菊地光基(栃木県小山市 62歳)
新聞は帰国した五人の拉致被害者の会見を報じています。曽我ひとみさんの心情をつづる手記には
涙を止められません。 北朝鮮の家族と会いたいという、曽我さんたちの願いと問いかけに、政府も
家族会も何ら解決策や展望を示せずにいます。ここで経済制裁を加えるのは本末転倒だと思います。
その先には戦争しかありません。被害者の方々にその気持ちがあるなら、政府も家族会も、家族と
相談するためにいったん訪朝する環境を整えるべきではないのでしょうか。何より五人の意思を尊重
することが大切です。 米中との協議に応じようとしている今、北朝鮮には軟化の兆しがあります。
五人を家族のもとへ送っても、二度と拉致・拘束できる環境にはないことは悟っていると思います。
政府は、五人が北朝鮮に残してきた家族と相談できるように、彼らの訪朝を打診すべきだと思います。
「独裁者は信用できない」と言うのはわかりますが、ではなぜ首相が訪朝までして、平壌宣言に
調印したのでしょうか。 誰とどこに住むかを決めるには、家族と話し合うことが第一だと思います。
(4月18日 朝日・東京・12版)