朝日の基地外投稿 第84面

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249文責・名無しさん
2月28日 大阪版 声『強制連行と教科書』

歴史の事実をねじ伏せるな
教員  奥山 忍(長崎市 31歳)

 今年の大学入試センター試験・世界史で、
「第2次世界大戦中の日本の強制連行」を問う問題が出題された。
それを受けて自民党の「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」は、
歴史教科書から「強制連行」の記述の削除を求める運動に取り組む方針を決めたという。

 1894年の日清戦争の前、90年に教育勅語が出され、
国民が戦争に邁進(まいしん)できるような国家主義教育を行う体制が取られた。
日清戦争の10年後には日露戦争、さらにその10年後には第1次世界大戦に参戦。

 その間、1910年に韓国併合が行われた。
そして多くの朝鮮半島の人々が強制連行で駆り出された。
戦争に次ぐ戦争の結果、どういうことになったのか。私たちは知っている。

 また、強制連行という言葉が拉致問題で政治的に利用されているという指摘もあるそうだ。
しかし、政治的な圧力で歴史の事実をねじ伏せようとしているのは一体誰なのか。

 長崎に来てから、被爆者の方に教わった「戦争の最初の犠牲者は『真実』である」
という言葉か脳裏をよぎる。
かつての過ちを繰り返させてはならない。