やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その37

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669文責・名無しさん
在日同胞の「精神的糧」(その2)
−−総連の歴史には曲折もあったはずです。帰国運動にも、様々な意見がありますが。
 65年の日韓条約後、日本の「北」敵視制作や総連弾圧が強まった時期がある。総連は、
主体思想の理念により内部の団結を図り、組織を守ってきた。しかし、複雑な環境のも
と、組織内部に少なからぬ困難もあった。
 一部の朝銀破綻も残念なことだった。バブル崩壊のほか、経営のまずさや総連関連の
不良債権といった要因はあったと思う。ただ刑事責任の追及など日本当局の対応には政
治的意図を感じた。
 帰国運動については、当時の差別と生活苦を考えれば、共和国に帰る方が夢があった
のは間違いない。後に社会主義市場崩壊による経営停滞や食糧危機があったのは事実だ
が、帰国者すべてが悲惨だったわけでもない。帰国とその後の苦境を因果関係で結び、
総連の責任を追及するのは、飛躍的ではないか。
−−これからの総連はどこに行くのでしょう?
 朝鮮半島をめぐる国際状況や日本の排外主義傾向など、現在の環境はかなり厳しい。
しかし長期的には、在日同胞なりの運動を切りひらいていけると思う。本国の発展と
民族統一に貢献しつつ、より在日同胞の生活に密着した運動に重点を置くことになる
だろう。
 もっと祖国と距離を置くべきだとの意見もあるが、私たちが祖国を仰ぐ気持ちに変
わりはない。実際の総連の活動をみれば、冠婚葬祭、民族教育や生活奉仕が中心。
「北一辺倒」との批判は当たらないと思う。