朝日のような基地外投稿【ネタ専門】5リラ

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162極東不敗Ω@在日52世 ◆CAZai52np2

コンテンツ産業立国らしい福祉社会の実現を

但馬洋子 60歳(大学講師・東京都) 

 弱者のための社会作りが言われて久しい。しかし、政府のポーズとは裏腹に女性問題
ひとつとってみても問題解決には程遠い現状である。そこで、一つ問題解決の妙案を
提案してみたい。昔、マジンガーZという男性向けのロボットアニメがあった。内容は
戦争と暴力を肯定し助長するような論評に値しない下らないものだが、一つだけ賞賛
すべき先進的な部分があった。それは、あしゅら男爵というキャラの存在だ。
 あしゅら男爵は右半分が女性、左半分が男性という姿であり、まさに女男の平等を
地でいくような存在だ。また、そんな彼女を何の差別も違和感もなく雇用している雇用主
Dr.ヘルに、雇用者の鑑を見る思いである。
 物語では主人公の敵役として描かれるDr.ヘルだが、実際にはあしゅら男爵以外
にも頭部に多少の障害を持つブロッケン伯爵を雇用したりと、障害者の社会進出にも
熱心であり、日本の愚かな経営者に爪の垢を飲ませたいほどの人物なのである。
 対照的に正義の側として空々しく描かれている光子力研究所の面々は相変わらず伝統的な
日本的呪縛の系譜上にある。何事も暴力で解決しようとする直情型の主人公、主人公の
セックスの対象が見え見えの女性キャラ、女性にもロボットを与え、社会進出の機会を
与えたようなポーズをとりながら、実際には乳を模したような下品なロケット武器を
用いさせるなど、「女は性を武器にしろ!」と女性を性の道具としてしか認識していない
浅はかさ。
 放映当時、これに憤慨しなかった女性達は大いに反省してもらいたい。
 ともかく、真に弱者に優しい社会建設の為にも、あしゅら男爵やDr.ヘルの事例を
現実に応用してみてはどうか。アニメの事例で社会改革が出きれば、これは、コンテンツ
産業立国を目指す日本にとって注目に値する一つの先進的なビジネス・モデルにもなる
のではないだろうかと独りごちているところである。