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文責・名無しさん:
(宅間投稿第二段)
朝日新聞西部版 6日付
「凶悪犯罪でも死刑は廃止を」 米穀店 加藤浩一(長崎県松浦市 46歳)
大阪教育大学付属池田小で起きた殺傷事件で、宅間守被告に死刑判決が出された。死刑制度の存続は被害者
感情、社会的影響などによりやむを得ないとしているが、そうした感情論を盾に国家が肩代わりした報復殺人
を容認するのは近代国家として好ましくない。
それに対し廃止論者は、死刑制度は国家による殺人で、誤判の可能性がある以上、無実の罪で死刑を執行さ
れた場合取り返しがつかない、という理由からだ。
国際的には死刑廃止の流れである。地域別にみると欧米など先進国は廃止、アジア、アフリカなど途上国は
存続ということになる。
地下鉄サリン事件など凶悪犯罪が多発している折、死刑廃止論は国民に受け入れられにくくなっているが、
殺して罪をつぐなわせるか、生かしてつぐなわせるかの違いだから、死刑で抹殺するのではなく、生かす道を
選択すべきだろう。
人の命は地球より重い。日本でも死刑制度は廃止すべきである。