287 :
試された大地:
既にWebからは証拠隠滅されたと思われる元の誤報記事みつけた。
その1
北海道新聞 2003/10/06 07:18
出光苫小牧、大量の原油漏れ隠す 抜き取り対象、タンク壁越え飛散 2003/10/06 07:18
【苫小牧】出火の危険性が最も高いとして、油の抜き取り作業が行われている
出光興産北海道製油所(苫小牧市真砂町、石田和文所長)の原油貯蔵タンク
「100651」(容量10万キロリットル)から、十勝沖地震の発生時大量の
原油がタンク周囲に漏れていたことが、複数の関係者の証言で5日分かった。
製油所側はこの事実を公表していない。土をかぶせるなど気化を防ぐ応急対策を
地震直後からひそかに行っており、同製油所の隠ぺい体質の根深さがあらためて
浮き彫りになった。
証言によると、大量の原油漏れは、十勝沖地震でスロッシング(液面揺動)現象が
発生した際、タンクの側壁を飛び越える形でタンク外に飛散したとみられる。タンクは
直径七十八メートル、高さ二十五メートル。一辺約百二十メートルの敷地の北側を
中心に、大量に広がっていた。
一部は防油堤の外にも飛び散っており、水銀灯の白い支柱やガードレールにも
チョコレート色の原油が付着していた。原油は防油堤外側の側溝内にも大量に
たまっていたという。
タンクは地震直後、外部に微量の油が漏れたとして、製油所側が苫小牧市に
届けた四基のうちの一基。製油所側は浮き屋根の上に漏れた微量の油が雨水用の
ルーフドレーン(浮き屋根上の排水口からタンク外への排水管)を通じて外に
出たとし、量については数百リットルにすぎないと説明。側壁を飛び越えての
油漏れは「タンクの構造上、考えられない」としていた。
関係者によると、気化を防ぐための作業は、協力会社の下請けに行わせた。
原油を回収する一方、原油が飛び散った敷地北側を中心にブルーシートで覆い
運んだ土を防油堤に降ろし、かぶせた。地震があった先月二十六日の深夜から
始め同製油所のナフサ貯蔵タンクが炎上している最中も、報道機関などのヘリが
飛ばない深夜から未明に実施していたという。
「防油堤内に穴を掘り、原油を埋めていた」との証言もあり、廃棄物処理法
違反の疑いが浮上する可能性もある。
288 :
試された大地:03/10/17 15:25 ID:25pViASd
誤報(というか捏造?)記事 その2
懐中電灯で極秘作業 「会社ぐるみ悪質」 出光原油漏れ隠ぺい 2003/10/06 07:30
【苫小牧】強い石油臭が漂う暗がりの中、原油回収作業は懐中電灯の明かりをたよりに
協力会社の下請け作業員らの手で秘密裏に行われていた。出光興産北海道製油所で五日
明らかになった大量の原油漏れ。十勝沖地震でタンク側壁を飛び越え、防油堤内外に広範に
飛び散ったとみられるが、製油所側は大量漏れを隠ぺいしていた。次から次へと明るみに出る
隠された重大事実。関係者からは「出光は全社こぞって大うそつき」と厳しい批判が出ている。
大量の原油がタンク周囲に漏れていた原油貯蔵タンク100651番(容量十万キロリットル)。
タンク上部の測定小屋が落下する恐れから出火の危険性が最も高いとして、油の抜き取り作業が
三日から始まっていた。
「昼間だと報道機関のヘリも飛ぶ。照明をつけるわけにも行かないので、懐中電灯を手に
しながらの作業になった」。ある関係者は振り返る。
作業は地震のあった二十六日の深夜から始まったとされる。約二キロ離れた場所でナフサ
貯蔵タンクが炎上している間も、敷地にたまった原油をひしゃくですくったり特殊コンプレッサーで
ドラム缶に移すなどして回収。十メートル四方のブルーシートで芝生を覆い一輪車で運んだ土を
人海戦術でその上にかぶせたという。
防油堤にはダンプなどで土を降ろしたとみられる半円形の跡が十数カ所残り、タイヤ痕も。
堤内にはシートや一輪車、ドラム缶、土のうなどが大量に残っていたという。
タンク周囲に漏れた原油は、防油堤内を覆う芝生のほとんどが真っ黒になるほど大量だった
という。関係者の一人は「タンクの根もと部分に原油はなく、離れた部分に広がっていた。
(地震で油面が波打ち、タンクの浮き屋根が揺れ動く)スロッシング現象で勢いよく飛び散った
からだ」と指摘する。
製油所側は北海道新聞の取材に「651タンクの油漏れは、基本的には浮き屋根の上部のみで
ルーフドレーンを通って外に出た。量は微々たるもの。正確に測っていないが、数百リットル
程度だ」と地震直後の説明を繰り返している。