朝日新聞の購読中止 その2

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101A新聞のハッタリ報道とは大違い
韓国で「暗黒史観」修正の動き 評論集に関心「日本統治時代 人びとの暮らし良かった」
産経新聞( 8/15)

 【ソウル=黒田勝弘】韓国は十五日、日本による支配・統治からの解放を記念する「光復節」
を迎えるが、日本統治時代について「人びとの暮らしは良かった」とし、日本統治下の歴史を
暗黒一色に描いてきた従来の歴史観の見直しを主張する評論集が出版され関心を集めている。

 韓国では最近、日本統治時代(一九一〇−四五年)を抗日独立運動など政治的な「抑圧と
抵抗」だけで見るのでなく、人びとの生活や社会の変化などを含め時代を多角的に検証しよう
とする作業が見られる。これらは結果的に日本統治が韓国にもたらした肯定的な面を確認す
るもので、マスコミや学界で定説になってきた「暗黒史観」に対する修正の動きとして注目される。

 今回の評論集は小説『碑銘を求めて』(邦訳は『京城・昭和六十二年−碑銘を求めて』)など
で知られる作家・卜鉅一(ポクコイル)氏(五七)による『死者たちのための弁護−二十一世紀
の親日問題』。韓国でいまなお執拗(しつよう)に糾弾の対象にされている、日本統治時代の
日本支配に対する協力行為をめぐる議論について考察したものだ。

 卜氏は「親日か反日か」の単純論理で過去を裁くことに批判的で、日本統治下での人びとの
生き方を多様、多角的に見ることで不必要な非難、批判は控えるべきだという立場だ。その意
味で、日本統治時代が人びとにプラスをもたらした面があったのなら、その時代に対する協力
的な生き方を一方的に非難するのは間違いだと主張する。
102A新聞のハッタリ報道とは大違い:03/08/15 15:58 ID:izRdUfK1
 卜氏は日本支配の肯定的な結果として、日本統治下で韓国(朝鮮)の人口が大きく増加した
例をあげ「植民統治の本質的制約や弊害にもかかわらず、植民統治下で朝鮮(韓国)人たち
は相当に暮らし良かったことになる。彼らはそれ以前の朝鮮王朝(李朝)の統治下よりはるか
に良かっただけでなく、物質的条件だけでいえば当時の他国の人びとより実質的には不足の
ない生活をしていた」と指摘している。

 卜氏はまた日本統治によってもたらされた近代的な「社会機構」の意味合いを強調し「独立後、
植民統治時代の社会機構が比較的多く残った台湾と韓国が経済発展に成功し、それらがほと
んど無くなった共産主義社会の北朝鮮と中国は経済が破産した」ともいう。

 こうした日本統治時代見直し論に対し韓国マスコミは一般的には冷淡で、日本で先ごろベスト
セラーになった金完燮著『親日派のための弁明』についても意図的な無視が続いているが、
今回の卜氏の著作については韓国日報(十二日付)が文化部長の署名入り論評で支持を表
明している。

 論評は「過去のことを反復し憎悪と反感のエネルギーで日帝の侵略に怒っておしまいという
時代は過ぎつつある」としたうえで「卜氏の主張に拒否感を感じたとしても、知識社会はそれを
無視したり沈黙するのではなくより開かれた心で論争に向かうことを期待する」としている。