イラク派遣隊員は投降を
2004年 X月X日
飯日 半兵衛 74歳 (無職 広島市)
恐れていた事がついに現実となってしまった。
アルカイダと見られる自爆テロにより、自衛隊員19名が犠牲となった。
これは米英以外を狙ったテロとしては、昨年11月のイタリア軍に対する
攻撃を上回る規模である。
この事態に対し福田官房長官が、自衛隊の撤退を思わせる発言をし、
急きょべーカー米大使が外務省に石破外務大臣を訪ね、今後の活動の
継続を確認したという。
また小池百合子防衛大臣と防衛省は、隊員の安全の徹底を図るため、
AH-1S対戦車ヘリコプター6機をイラクへ派遣し、自衛隊の活動地域を
上空から警護できるよう政府での検討を求めている。
いったい日本国政府は、平和を愛する国民をどうしようというのだろうか。
米英によるイラク占領政策への軍事支援は、イラク派遣隊員のみに止まらず、
今後日本本土への標的の拡大も予想され得る。
今、日本がすべき事は、イラクに派遣させられている自衛隊員をアルカイダに
投降させ、武器の引き渡しを行い、これ以上の犠牲者を出さないようにする事
なのではないのか。そしてその行動こそが日本の最大の安全保障であり、また
戦後日本が一貫して貫いてきた、不戦・平和の誓いを守り行く道であると私は思う。