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はやのとーる:
参院埼玉補選 将来に明るい兆しが見えた。
(経堂 通親 シナリオライター)
26日に行われた参院埼玉補選は、衆院選の前哨戦と位置づけられていたので
注目していました。
結果は民主党の嶋田智哉子氏が善戦し、自民党の関口昌一氏にあと一歩の
ところまで迫った一方、自民党は民主党と自由党が合併する日にわざわざ
道路公団の藤井治芳総裁を呼び出してクビ切り劇を演じるなど姑息な手段を
使ったのにもかかわらず苦戦を強いられました。
小泉氏は、「自民党が負ければ退陣する」などと大見得を切ったことを、今では
さぞ後悔していることでしょう。「選挙の顔」を全面に出して人気取りをしたところ
で、市民は「本当に改革をしてくれるのは誰か」をちゃんとわかっているのです。
外交も、自民は菅氏が日本人拉致事件に関与した北朝鮮工作員の釈放を求めた
ことを取り上げて批判していますが、とんでもないいいがかりです。北朝鮮のメディア
が菅氏のことを「愚か者」とののしっているのが無実の証拠です。
もはや自民党がどんなに汚い手を使おうが、市民にはお見通しなのです。
市民の味方である、マスコミも一部右派メディアを除いて民主党寄りの報道をして
います。公平な立場であればそれが当然でしょう。
今回の参院補選は、日本が変わる記念すべきターニング・ポイントになるだろうと
の予感がします。