日本のマスコミは提灯持ちの大政翼賛機関 その2

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616文責・名無しさん
おまいらのやってることは、見事に戦争体制回帰だな。
そんなに戦争したければ、単身ででもまたは義勇軍を募ってでもイラクに逝って
てめえらの血が流れるのを見て、エクスタシーになれよ。
>>613


―異端者狩り―
 言論報国会に入っていない者は今後、新聞や雑誌に執筆が許されなくなる、という噂がまことしやかに流布され、
非会員の評論家のあいだに大きな動揺がおこった。
(中略)
 噂が信じ込まれたのも無理はない。かなり前から当局では好ましからざる評論家のブラック・リストをつくって、
かれらを新聞や雑誌になるべく執筆させないように指導していたのである。
 たとえば、すでに十六年二月、中央公論社は情報局との懇談会でそのリストを内示されたが、それには矢内原忠雄・
横田喜三郎・馬場恒吾・清沢例・田中耕太郎らの名があった。
(中略)
 このように言論機関に非公式の要望というかたちで働きかけ、事実上執筆禁止と同じ効果をあげていくというのは、
当局がしばしば用いた常套手段であった。
(中略)
 言論界内部からの「異端者狩り」もすでにはじまっていた。言論報国会には調査部が設けられ、評論家の思想・
言動調査が行なわれていた。とくに、。かねてから自由主義的色彩が 濃いとみなされていた『改造』『日本評論』
『中央公論』などの総合雑誌や岩波書店が言論内外からの攻撃にさらされた。 陸軍報道部は『改造』の十七年八月号・
九月号に発表された細川嘉六の「世界史の動向と日本」を取り上げ、こうきめつけた。
「この論文は、日本の指導的立場を全面的に否定する反戦主義の鼓吹であり、戦時下巧妙なる共産主義の煽動である」