日本のマスコミは提灯持ちの大政翼賛機関 その2

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395文責・名無しさん
最近、いつのまにか「建国義勇軍」なるテロ団体の指弾もしなくなってる屁たれ。
396文責・名無しさん:03/12/27 19:37 ID:mZ5DYO3e
 2003年12月24日、小泉構造改革の一つの目玉だった道路公団の民営化問題が決着した。小泉首相とそのエピゴーネンの御用学者・評論家そしてマスコミがによる無責任な大騒ぎの結末は、
まさに「大山鳴動して鼠一匹」というべき惨めなものに終わった。小泉首相の偽善的政治手法は許しがたいと思う。しかし政府が出した結論自体は、初めの民営化促進委員会の結論よりもマシである。
 第一に、上下一体の民営化という大愚行が回避されたことは評価されてよい。公道の土地は国民の共有財産である。これを民営化して巨大資本の私有物にするなどということが許されていいはずがない。
いったん民間資本の私有物になれば、外国資本に売られることも起こり得りかねない。これは国益に反する。こうしたことが回避できたこと自体は評価されてよい。
 逆に言えば、国民の共有財産である公道を外国資本の所有物にしてしまうおそれのある、上下一体の民営化などという愚かなことを考えた民営化推進委員会の多数派はどうかしていたのである。
 第二に、新たに道路を造ることをやめてしまうという民営化推進委員会の提言を否定し、道路を造り続けることにしたのは正しい決定である。地方の希望を奪い取ってはならない。
 第三に、最終的に政府が責任をもつことにしたことは正しい決定である。この点でも民営化推進委員会の愚行が否定されたことはよかったと思う。
 マスコミは自らの過ちを素直に認めようとせず、今回の決定にケチをつけているが、これほど愚かなことはない。マスコミは自らの不見識を詫びるべきである。

 今回の道路公団をめぐる騒動と結果を見るにあたって、二つの問題に注目しなければならない。これを混同してはならない。
 一つは、小泉首相の政治手法の問題である。大騒ぎを起こし、マスコミの人気者を味方にしてマスコミを動員し、批判者には「抵抗勢力」のレッテルを貼って魔女狩りの対象にしてしまう。
こういう乱暴な政治手法は厳しく批判されなけなければならない。独裁政治に等しい。「小泉首相よ、いい加減にしなさい」と私は強くいいたい。