日本のマスコミは提灯持ちの大政翼賛機関 その2

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340文責・名無しさん
 古代ギリシアの抒情詩人ピンダロスは『舞踏歌』の中でこう詠んだ――「戦争はその経験なき人々には甘美である。だが経験した者は戦争が近づくと心底大いに恐れるのだ」。
 戦争を経験した者は、戦争がどんなに非人道的なものか、どんなに残酷なものであるかを身をもって知っている。だから、全力をあげて戦争を回避しようと努力する。ところが戦争経験のない人にとっては戦争は甘美である。
「テロリストの思うつぼ」(福田官房長官、川口外相、石破防衛庁長官)などと平然と言ってのける。なんとかして戦争を回避しようとする姿勢はほとんど感じられない。小泉首相は「日米協調」を繰り返して、
ブッシュ大統領が展開する戦争を擁護しつづけている。
日米英の政治指導者は、戦争をしたがっているように見える。現代世界は実に危なっかしいのである。
 とくに日本でおそろしいのは、大新聞、テレビが小泉首相、石破防衛庁長官の好戦的姿勢を支持していることだ。テレビ局のスタッフと話していると、背筋が寒くなることがしばしばある。
戦争をおもしろがっている者が少なくないのである。