日本のマスコミは提灯持ちの大政翼賛機関 その2

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240文責・名無しさん
>>236
権力ベッタリの評論家は、文化人ではなく右翼団体活動家だね。
241文責・名無しさん:03/10/10 15:59 ID:OkDDe3xd
マスコミの自民党マンセー報道が、小泉同様カラッポな国民と観客民主主義を
作り出すことに成功しているようですな。

  テロ対策特別措置法の改正案が衆院を通過した。米中枢同時テロに対する米軍などの軍事行動を後方支援する自衛隊の派遣期間を2年延長する改正で、今国会の最重要課題。10日には参院での成立が確実で、
 それを受けて小泉首相は10日、衆院を解散する方針だ。
同法は成立時、初の戦時の自衛隊派遣をめぐって論議になったが、今回は目立った反対運動もなく、最後は解散時期を左右する意味合いしか持たなくなった。

  3月のあのイラク攻撃の時、日本全国で多くの人々がデモに参加し、東京でも数万人が日比谷公園周辺を埋めた。しかし、その後は、政治的な動きに対する運動は沈静化してしまったように見える。
 これは一体どうしたことなのだろう。

  1つは拉致問題の影響があると思う。理不尽な国家的犯罪に対して「国民的な」関心が寄せられ、この間の自民党総裁選を見ても、支持を得るために北朝鮮への強硬姿勢を競うような傾向が顕著だ。
 そうした「ナショナル」な意識の高まりが「反戦平和」 の運動に立ち上がることへの歯止めになっているのではないだろうか。

  2つめは国民の政治不信の深まりだ。もう政治不信というような言葉では言い表せないような徹底した絶望感と無力感。これほど政治に何も期待しない、期待できないという状況は、
 普通選挙が始まって以来あったかと思うほどだ。

  3つめは、身近なことへの期待よりはるか遠くの夢を追おうとする国民一般の傾向だ。政治も経済ももう期待はできない。この先、よくなることなんてたぶんない。老後だって安心とはいえない。
 そんな周囲を見ていたら、はるか遠くの国々で大勢の人が「イラク攻撃反対」を叫んでデモをしている。
 ああ、あれならば自分だってと、手作りのプラカードとゼッケンを持ち、きょうは日比谷、あすは芝公園。反戦もみんなで叫べば怖くない。えっ、個人情報保護法? 人権保護法案? イラク特措法改正?
 なあに、それ?

  あんまり冷やかしたりくさしたくはないが、そんな雰囲気を感じて仕方がない。「隣の芝生」とは言われるが、身の回りがきな臭くなりつつあるのに気づかず「はるかな平和」を遠望するようになってしまったのだろうか?