日本のマスコミは提灯持ちの大政翼賛機関 その2

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216文責・名無しさん
 「テレビ局のなかに、2年半前に小泉内閣をつくったのはわれわれだ。われわれがつくった内閣を潰すわけにはいかない。亀井や藤井や高村には政権をとらせない」という空気があるという話を、最近、テレビマン自身から聞いた。
一部に「小泉首相はわれわれテレビがつくった。今度も小泉支持だ」という空気があるのは私も感じている。ラジオ局内にも似た空気を感ずることがある。マスコミが権力にしっぽを振るのはやめてもらいたい、
中立性を堅持してもらいたい、と強く警告したい。

 10年前細川政権が誕生した後、テレビ朝日の当時の報道局長が「細川政権はわれわれがつくった」と発言して大騒ぎになったことがあった。その報道局長は辞職に追い込まれた。この時以来、マスコミの自民党への批判は弱まった。
ほとんどのテレビ局は自民党政権の側に立つようになった。「野党がテレビで発言する機会は減った。テレビ局は与党の味方になった」(野党幹部)というのは、野党側全体が感じていることである。
 「マスコミが政治権力の手先と化すとすれば、マスコミは1930年代の過ちを繰り返すことになる」との声をよく耳にするようになった。マスコミ人が中立・公正を守ることを強く求めたい。