364 :
文責・名無しさん:
遅レス失礼。送別会と暑気払いがたてこんでたんでな。
>311
(1)消費税について。消費税分は薬価そのものに反映されている仕組みであり、逆ざやにはならない。
第一、粗利(純利ならともかく)で3%の赤字が出る業種など、存在を続けられるはずがない。
軒並み倒産で全滅するはず。
(2)売り掛けについて。いや、一般の業界では、回収できないことはホイホイあるのだよ、実際。
その分は他の利益を内部留保しておいて埋める。でなければ、金融機関から借りる。
借りられなければ連鎖倒産、となる。
(3)差益の転嫁について。たしか、「薬価差益の圧縮分は診療報酬に上乗せする」ってことで、
還元され続けてきたのではなかったか? 歯科医師会が「そもそも薬価差益はおかしい。
歯科医には薬価差益が以前からなかったので、診療報酬がぜんぜん上がらない。
昔は無床診療所と歯科医院の収入は同程度だったのに、今や圧倒的な差がついた」などと、
怒ってた気がするのだが。
365 :
文責・名無しさん:03/07/18 20:03 ID:EZA3oCZY
(4)コストと薬価の関係について。薬価差益には二種類ある。公定価格(中間マージンと消費税込み)に
加えられる調整幅(2%)がひとつ(差益Aとする)。公定価格より割引で買う場合の差額がひとつ(差益Bとする)。
差益Aは、薬剤管理コストや廃棄損の分とされるものだ。むろん、その他にも広い意味でのコストはあろうが、
診療報酬に反映されていることになっている。
そして、建前では存在しないはずの差益Bも、実際はある。四、五百床クラスの病院で、医薬分業やってない
ところは5から10%くらいはあるのではないか? 「11や12%なら分業の方が得」とある勤務医が言っ
ていた。その話の前提は「調整値込み、税別」だったので、差益Bオンリーなら4%、5%が分岐点だろうか。
この差益Bの割引幅を使って、薬屋が営業しているのは知っているだろう?
まあ、あなた流に言えばこの差益Bが残ったのは医者のせいではなく薬品メーカーの陰謀かもしれんが、
実際これで潤っている医療機関が少なくないのは確かだ。
収支トントンにもできず完全に赤字なら、あっという間に医薬分業は確立される。
何故ならないかといえば、儲かっている医療機関もあるからだ。
366 :
新宿歌舞伎町発:03/07/18 20:05 ID:ZRmUSbCY
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367 :
文責・名無しさん:03/07/18 20:06 ID:EZA3oCZY
(5)医薬分業について。医薬分業のホンネが、厚労省の建前である「質の向上」云々
ではなく医療費削減への政策誘導であることは、これは明らかと言って良いだろうな。
医薬分業で、1)潤ったのは薬局、2)医療機関はそれほど儲かっていない――の二点は
大筋で否定はしない。むろん、一口に薬局だ医療機関だと言っても、規模ややり方で大き
な違いはあるが。 製薬メーカーについては、よく分からん。
で、問題はその状態がいつまで続くのか、アリなのかナシなのか、ということだ。
だいたい、医薬分業をすれば、需要が医療機関から薬局に動く(本当は供給を動かした)
のだから、薬局が繁栄するのは当然で驚く事ではない。
「薬局に特需―>既存薬局が潤う―>新規参入が相次ぐ―>競争激化―>利益の最適化」
と進むのが市場のメカニズム。
その途中で、既存薬局や先行参入組は大きな利益を得る。
逆に医療機関側は、収入は減る。が、その分の費用を減らせるので、
(薬価差益等を無視すればだが)最終的には利益体質は悪化しない、はずだ。理論的には。
むろん、収入の減少に費用の減少が追いつかないと、先の理由で損失が発生する。
その緩和措置として、診療報酬に色を付ける。それもやや多めにして、医薬分業へ誘導する。
まあ、それが厚労省の腹づもりではないのか。
368 :
文責・名無しさん:03/07/18 20:09 ID:EZA3oCZY
厚労省のホンネは、高齢化で医療保険が壊滅する前に、
一人当たり医療費の削減を極限まで進めたいということだろう。
そうしないと、間違いなく破綻するから。
日本の医療費のうち、国際比較で比率が高いのは薬剤と老人医療だ。
無駄があるのか手厚いのかは別として、減らしても比較的デメリットが
少ないと言うことはできる。いずれにせよ、減らしやすい分野には違いない。
で、老人医療は療養病床の分離で抑制し、薬は医薬分業で減らす、となるわけだ。
医薬分業だと、医療機関は薬剤収入がなくなるため、薬を減らす方向へ圧力が働く。
また、似たような効能なら、患者の自己負担を軽減するため、
安い薬剤を使う傾向が強まると予想される。
結果として、薬剤の使用量、薬価ともに下げ方向へ誘導される
というのが、厚労省の狙いだろう。
実際、この通り進むかは分からないし、失敗する可能性もあるが、
まあ方向性は間違ってはいないだろう。
故に、単年で利益がどう動いたかには、あまり意味はない。
それにしても、高齢化が進めば単価は減っても医療の需要自体は爆発的に拡大するので、
医療機関の数自体は大幅に増える事が見込まれない以上、
業界として嘆くほど将来が暗いとは思えないが。