朝日の基地外投稿 第53面

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790文責・名無しさん
天声人語 大阪版  5月9日

「なぜ有事法」多くの疑問が

主婦 石川 文恵(さいたま市 44歳)

4月27日の社説「有事法制民主党案は土台になる」を読んでたくさんの
「なぜ」がわき起こりました。そもそも、なぜ有事法制が必要なのですか。
「万一に備える法律」がなぜ有事法制となるのですか。「安全保障をめぐる
国民の不安は深まっている」からつくるのですか。つまり、不安感に後押し
されてつくるということですか。

 「備えは要る」とのことですが、その「備え」がアジアの国々、特に北朝鮮に
対して脅威となりませんか。有事法制は不安感や脅威の相互の増幅作用を
一層促進しないでしょうか。

 いかなる法律であれ、一度つくられてしまうと、独り歩きしてしまう危険性が
ありますが、有事法制にその危険性はないのでしょうか。

 民主主義の原点に立った」有事法制づくりは本当に可能ですか。武力によって
物事を解決する世の中にしていってよいのでしょうか。この点については、子
供たちに何と説明したらよいのでしょうか。

 日本が戦争のできない国であり続けることは、何か不都合なことがあるのですか。
20世紀は戦争の世紀でした。21世紀は世界中の多様な価値観をお互いに認め
あい、共存共栄の実現に向かう時代にすべきかと思いますが、有事法制は
その流れに逆行しませんか。