朝日の基地外投稿 第47面

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664文責・名無しさん
「人間の盾」の教師見つめて
大学生 佐野 由布子 (東京都新宿区 22歳)

 アメリカのイラク攻撃に反対する運動として「人間の盾」になるという
女子高の元世界史教師のニュースをテレビや新聞で見た。イラクに向
かうため教師を辞めたこの人にとって、日本人の女子生徒も、イラク
の女子生徒も、同じ人間であり生徒なのだ。生徒たちを助けるために、
彼は自分がイラクにいることで、戦争が始まらないことを、少しでも攻
撃がそれてくれることを願うという。
 彼が昨年イラクを訪れ、その滞在が終わりに近付いたとき、イラク人
の女子生徒がさびしそうに尋ねたという。「また来てくれる?」「もちろん」
「戦争が始まっても?」「くるよ」。戦争が始まったら、この生徒もその家族
も友達も傷付くことになるかもしれない。
 平和な日本に安穏と生きている私は、戦争が始まる前のことを考えた
ことがなかった。就職活動やバイト、試験、おしゃれといった日常に浸り、
難民のことを学んでも、難民になるのはなぜか、考えたことはなかった。
この人の小さな活動がニュースを通じて、日本へ、世界へ広がることを
祈ろう。「生き方」を教えてくれる人が、ここにいる。

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「逝き方」を教えてくれたとして世界へ広まるかもしれない。日本の恥として。