173 :
文責・名無しさん:
もんじゅ判決 国は尊重して
吉田 @彦 東京都東村山市 66歳 無職
私たちの日常でも、ちょっとしたミスが重なり、思わぬ怪我をすることはしばしば起こる。
核は最も危険なものであり、ささいなものでも事故は絶対に起こってはならないはず。
チェルノブイリ級の事故がおきると、風向きが悪ければ日本のほとんど全体が放射性物質で覆われ、
国民のほとんどが生命にかかわる被害を受け、国土も経済も荒廃に任されることになりかねない。
その上いかに徹底した点検や安全管理が行われても原子炉一基だけでも巨大なシステムで、
多くの人員に支えられている。そのごく一部の小さな部分にもミスが未来永劫にわたって
起こらない保障はありえないと思う。実際、小規模だがミスや事故は起きている。
これまで政府及びその関連機関は絶対安全だと言いつつ、原子力政策を推し進めてきた。
各所で起きた訴訟の判決もそれに追随してきた感があった。
安全神話が実際の事故や不祥事でほころびたきた矢先、もんじゅの設置許可無効の判決は
ごく常識的に考えても当然の判決と見える。
安全基準や原子力安全委員会を含め徹底した見直しをした上で、改めて司法の判断を仰ぐなり
国民に信を問うなりするまで現状の原子力政策は凍結すべきだ。