やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その16

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8810ではないですが
>>18 >>29

めっちゃ遅レスでスマソ

>>10の記事をうpします。

--ここから--
住民安堵、憤る教団 オウム真理教の観察処分更新

 オウム真理教(アレフに改称)の観察処分を更新することが23日、決まった。教団施設を抱える
自治体住民は「不安の解消につながる」と安堵(あんど)の表情を見せる一方で、教団側は「一体、
いつまで続くのか」と肩を落とした。

 「教団がいかに名前を変えようと、いまだ危険な集団だと国に認めてもらえた」。教団の本部機能
がある東京都世田谷区烏山地域の対策住民協議会は、声明文を出した。

 同地区にあるマンションには上祐史浩代表ら信徒約90人が住む。古馬一行事務局長は「不安が
なくなるまで処分を続けてほしい」と話した。

(つづく)
8910ではないですが:03/01/26 23:15 ID:bKISeg3U
(つづき)

 この3年間、公安庁は松本被告との密接な関係を示す証拠を何とか見つけようと立ち入りを繰り
返し、信徒は隠そうとする「いたちごっこ」が続いた。更新が決まった後、公安庁の栃木庄太郎次長
は記者会見し、「当庁の主張が認められ、適切な決定と考えている」と述べた。

 教団が前回処分の取り消しを求めた訴訟で、東京地裁は「処分が合憲というには無差別大量殺
人の準備を開始する具体的な危険が必要だ」と判示している。信教の自由などの制限は必要最小
限にとどめるべきだという憲法上の要請を踏まえたものだ。これを基準に判断すれば、更新を回避
できるとみていた教団の上祐代表は会見で「判決をことごとく無視した憲法違反の決定だ」と非難した。

 一方で、今後の教団運営について「旧代表の死刑判決のときに、事件を起こさずに冷静に修行で
きるかが重要だ」とも話した。

 公安審は更新にあたって、必要がなくなれば、いつでも職権で処分を取り消せることを改めて確認
した。いつどのように認定し、処分を中止するのか。年内にも予想される松本被告の判決の後に、再
び処分を継続するかどうかの決断を迫られることになりそうだ。

 ●立法時の解釈で信徒の人権制約

 内野正幸・筑波大教授(憲法)の話 今回の決定は、憲法に照らして判断した東京地裁のリベラル
な解釈ではなく、本来の立法当時の解釈に沿ったものといえる。現在の教団をみると、松本被告か
ら具体的な指示を受けることは不可能で、無差別大量殺人を容認する思想も捨てている。松本被告
の宗教上の影響力が残っているのは間違いないが、かつてのような事件を起こす危険性はすでに失
われている可能性が高い。信徒の人権を制約する処分であり、更新には疑問がある。
--ここまで--
2003年1月24日付 朝日新聞 東京本社版 朝刊社会面より