☆朝の娯楽★☆天声人語。12人の怒れる男★

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765文責・名無しさん
望まれる“需要増に対応できる体制の整備”と“適切なフィードバックシ
ステムの確立”  昨年6月には文部省高等教育局「大学における学生生
活の充実に関する調査研究会」から「大学における学生生活の充実方策に
ついて」と題する報告(いわゆる廣中レポート)が出され,学生相談にお
ける今後の改善方策としては,(1)学生相談の捉え直し,(2)カウンセ
ラー等の充実,(3)学生相談機関と学内外の諸機関との連携強化,(4)
「何でも相談窓口」の設置,(5)不登校への対応が挙げられました。本学
におきましては特に,需要増に対応できる健康相談体制の整備と,(3)の
中に謳われている「学生の現状をよく知る立場にある学生相談担当者の意
見が,相談員の個人的な努力や人脈でのみフィ−ドバックされるのではな
く,システムとして適切に大学の教職員に伝わり,かつ,大学運営に反映
される仕組みを整えること」が求められています。そして,(5)の中に指
摘されていますように「学生相談機関に相談に来る学生は卒業にこぎつけ
る割合が高い」という報告もあり,増加する休学者や留年者の中からスチ
ューデントアパシーや勉学意欲の減退・喪失といった“消極的理由”で不
登校となっている者を発掘し,彼らが退学や場合によっては自殺といった
道を選ぶ前に“救いの手”を差し伸べて行くことも殊更に重要なことと申
せましょう。