NHKスペシャルのひどさ

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個人的にはNHKのような公営放送で紹介してはいけないと思います。

なぜなら、ドーマン法を本格的に取り組めば、
家庭崩壊を招くほどの経済的負担、時間的負担、
母親の労力、兄弟姉妹への負担がかかってしまうのは
目に見えています。

そこまでの負担をしても、
必ずしも期待するような結果がでる訳ではありません。

しかも、科学的に証明されているとは言い難い療法です。

健常児の我が子が天才児になることを夢見る程度の親御さんなら
期待半分、「ダメでもともと」という気持ち半分でしょうから、
大して害はないかと思います。

しかし、脳障害児の親の願いはもっと切実ですし、
藁にもすがる思いで全てを犠牲にしても取り組むことでしょう。

我が家の場合、上の子(健常児)が精神的に崩壊してしまいました。
重度の心身症になってしまいました。
もっと上の子に目を向けてやらなくてはいけなかったのですが、
当時はドーマン法のプログラムをこなすのが精一杯でした。

我が家のように家庭崩壊してしまう例も多くあると思います。
そんな失敗する可能性を紹介せずに、
脳障害児を抱える親に夢をみさせるような紹介の仕方はどうかと思います。

紹介するなら、医師など専門家の意見(多くは反対意見ですが)も
一緒に紹介しべきでしょう。
しかし、ドーマン法を否定するような内容を放送すれば、
ドーマン研究所サイドから名誉毀損等で訴えられる可能性もあります。
(法的な事は無知ですので、違ってたらすみません)

そこまでの混乱を招くならば、NHKでは放送するべきではないでしょう。