独占スクープ!筑紫哲也はジャーナリストか?ニュースキャスターと宗教団体刊行本の接点
前略)さて、この本が普通の出版社から発行されているのなら、別に「またマスコミ人が元議員センセーのヨイショやってらぁ」で済ませておけばよい。ところが、たちばな出版と國弘氏、筑紫氏には少々いわくがあるのだ。
たちばな出版の母体は「ワールドメイト」という団体。
ワールドメイトは、傘下に皇大神社という神道グループや旅行代理店のジャパンペガサスツアー、世界芸術文化振興協会、神道国際学会などを抱える任意団体なのだが、
これまでに「コスモメイト」「パワフルコスモメイト」「コスモワールド」と名称を幾度となく変え、宗教行事をかたった詐欺的な商法で問題になったことがある集団。
事実、コスモメイト時代の1996年5月には64億円の所得隠しを指摘され、法人税法違反(脱税)の刑事告発こそ見送られたものの、悪質な所得隠しに適用される重加算税を含めた約30億円を追徴課税されている。
ttp://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1015804059/l50 ttp://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1014603847/l50 ワールドメイトの事実上の代表者である深見東州(別名:深見青山)氏は・・・政治家とのパイプをほのめかしており、藤波孝生や亀井静香、山口敏夫といった毎度の方々の名前も周辺で取り沙汰されていたという。
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ttp://school.2ch.net/test/read.cgi/kouri/1015516954/l50 おまけに、93年3月には強制猥褻行為を受けたとして、元社員が深見氏を本名の半田晴久で横浜地裁に提訴。氏はすぐさま和解金を支払い和解したが、セクハラはこれだけではないとの指摘もある。
なんとも、呆れかえるような人物が関係しているのだが、いやしくもジャーナリストである筑紫氏がそのことをご存じないはずはない。そこで本誌は、事の次第を確かめるべく筑紫氏に連絡を試みたが、すれ違ったまま本稿の締切と相成ってしまった。
東芝クレーマー事件での「便所の落書き」や「電話を傍受」発言はもとより、講演会では世界的大発明として真っ先に原爆を挙げるなど、かねがねジャーナリストとしての脇の甘さを露呈している筑紫氏。
この国のこともいいけど、そろそろ我が身の行く末を案じられたほうがよろしいのでは?
(井上トシユキ)(サイゾー2000年5月号掲載)