日本のマスコミは提灯持ちの大政翼賛機関。

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956文責・名無しさん
相変わらず、「超党派議員団」「救う会」「家族会」(その背後にある「新しい
歴史教科書をつくる会」等の財界支援の右翼団体)の尻馬にのって、北朝鮮脅威論
ばかりで、具体的な解決策については議論させないんだな。
957文責・名無しさん:03/04/29 13:21 ID:tdg/oM91
この度の「イラク戦争」(この名称も、十分におかしいんだが)における、NHKの報道っぷりは
酷すぎる。さすが「国策報道機関」の面目躍如に必死。少しはBBCの爪の垢煎じて飲ませてもらえ。
958文責・名無しさん:03/04/29 15:44 ID:tdg/oM91
 1991年のいま、アメリカではきわめて典型的な事態の展開がある。これを経験する
のは、アメリカが世界で初めてではない。国内の社会問題や経済問題が深刻化し、大混乱を
引き起こしかねない状態になっているのだ。権力につらなる者のうち、これに対処しようと
する者はいない。過去10年の政権の国内政策を―民主党の反対も含めて―見てみるがいい。
 医療、教育、ホームレス、失業、犯罪、犯罪人口の激増、投獄率、スラム地区の治安の悪
化など、これら数々の深刻な問題に、真摯な対策は何一つ講じられていない。こうした状況
は誰でも知っているのだが、状況は悪くなる一方だ。
 ジョージ・W/ブッシュ政権(1989―93年)下の最初の二年間だけでも、貧困線
以下の暮らしを余儀なくされる子供は三〇〇万人増え、債務はふくらみ、教育水準は低下し、
国民の多くの実質賃金は1950年代末と同じ程度に下落している。それなのに、誰も対策
を講じようとしない。
959文責・名無しさん:03/04/29 15:45 ID:tdg/oM91
こうした状況にあっては、とまどえる群れの注意を、何とかして別のところへそらす必要
がある。彼らがこれに気づきはじめれば、不満が噴出するかもしれない。これによって苦し
むのは彼ら自身だからだ。ただスーパーボウルやホームコメディをあてがっておくだけでは
十分でないかもしれない。ここはひとつ、敵に対する恐怖心をかきたててやる必要がある。
 1930年代に、ヒトラーは国民を扇動してユダヤ人やジプシーへの恐怖心をかきたてた。
自分を守るためには敵を叩きつぶさなければならないというわけだ。同じように、私たちに
も私たちのやり方がある。この10年、1年か2年ごとに、ある種の強力な怪物がつくられ
つづけた。
 いつでも都合よくつくりだせる怪物は、かつてロシア人だった。ロシア人なら、つねに自
らを守る必要のある敵に仕立てることができた。ところが昨今、ロシア人は敵としての魅力
を失いつつある。ロシア人を利用するのは日を追って難しくなっている。そこで、何か新し
い怪物を呼びださなければならなくなった。実際、人びとはまったく見当ちがいの批判をジ
ヨージ・ブッシュに浴びせてきた。(中略)。
 しかし、ブッシュにはもうそのてが使えず、新しいものをこしらえなければならなかった。
ちょうどレーガン政権の広報機関が80年代にやったように。
 そこで、国際テロリストや麻薬密売組織、アラブの狂信者、新手のヒトラーたるサダム・
フセインなどの、世界政府国乗りださせることになった。そうした輩を次から次へと出現さ
せなければならないのである。国民を怯えさせ、恐怖におとしいれ、臆病にさせて、怖くて
旅行もできない、家にじっとちぢこまっているしかない状態にさせる。
960文責・名無しさん:03/04/29 15:46 ID:tdg/oM91
そうやって、グレナダやパナマなど直接対峙せずに叩きつぶせる無防備な第三世界の軍隊
に大勝利をおさめる―それが現実だった。やっと一安心。われわれは土壇場で救われたわ
けだ。そう思わせることで、とまどえる群れの注意を周囲の現実へ向けさせず、うまく気を
そらさせたまま操作することができるのだ。
(ノーム・チョムスキー著「メディア・コントロール」より)

日本政府・日本のマスコミって、手法までアメリカの猿真似だね(w。