【赤旗】ユウジとホウセイの裏トーク【赤旗】

言葉巧みに真相をけむに巻くことが得意で、
これまで何度も悪性推進の裏工作を手がけてきたユウジとホウセイ。
2人に小泉純一郎首相が新たな依頼をしました。
「有事法制を作る絶好のチャンスがやってきた。うまくやってくれ」。
二人は日米首脳会談のニュースを見ながら何やらヒソヒソ。
国民に聞かれるとまずい”裏トーク”です。

ユウジ　：いよいよチャンス到来だ。小泉首相もやる気だ。
ホウセイ：有事法制は軍隊の行動がすべてに最優先する仕組みを作ることだ。
　　　　　今ある法律に特例を付け加え、必要なら新しい法律も作る。
　　　　　何十年も前から研究、準備をしてきたんだ。
ユウジ　：いままで憲法違反だと、国民の反対にあって日の目を見ることがなかった。
　　　　　でもいまはアメリカが強力に後押ししてくれる。
　　　　　アメリカは自衛隊を引き込んで、世界中で戦争する算段をしているからな。
ホウセイ：アメリカは戦争動員の体制ができていない日本に不満を持っている。
　　　　　アメリカの安保関係の政府高官は「強制できる権限を首相に与える立法が必要だ」
　　　　　と注文をつけてきた
ユウジ　：親米の首相だから、アメリカの要求にこたえるはずだ。
ホウセイ：問題は国民の批判をどうやってかわすかだ。
　　　　　小泉首相は「備え有れば憂いなし」と宣言している。

不審船で突破
ユウジ　：やはり、テロや不審船事件を最大限使おう。「いつ攻められるかわからない。
　　　　　現に怪しい船が日本の近くに来ている」といって危機感をあおるのさ。
ホウセイ：本当はテロ、不審船は有事法制がなくても対応できる。
　　　　　現に不審船が出たとき海上保安庁の船が出動した
　　　　　中谷防衛庁長官も「不審船と有事法制とは別の世界の分類」とうっかり答えていたぞ。
ユウジ　：あれはまったくまずかった。
ホウセイ：これまで政府は、「有事法制は日本が外部から武力攻撃されたときに対応するためのもの」
　　　　　と説明してきたぞ。
ユウジ　：しかし、客観的に見れば、いま日本に武力侵攻してくる国はない。中谷長官も
　　　　　「三年、五年の期間では想像できないかもしれない」と国会で正直に答弁したな。
ホウセイ：まったく、オレらの足を引っ張る答弁ばかりしやがる。
　　　　　やはりテロ。不審船で強行突破するしかないか。
ユウジ　：日本がアメリカの戦争に参加して、国民を戦争動員するのが有事法制の目的だ。
　　　　　どこからみても憲法違反になる。これだけは知られてはまずい。
ホウセイ：ブッシュ大統領はイラン、イラク、北朝鮮を「悪の枢軸」といって、
　　　　　攻撃しようとしている。戦争は近いな。

中東に居座り
ユウジ　：テロ特措法ができて日本は、「テロ撲滅」をいえば、
　　　　　アメリカといっしょに世界中どこででも戦争ができる国になった。
　　　　　アフガン攻撃で中東に派遣した自衛隊補給艦も、
　　　　　そのまま中東に居座って米軍に協力している。
ホウセイ：いざ戦争となって、日本がオタオタしたんじゃ同盟国失格だからな。
ユウジ　：国民には日本が攻められた時に有事法制は発動されるものと思わせておくことが肝心だ。
　　　　　アメリカのためと感づかれてはならない。
ホウセイ：内閣官房が一月に作った文書には、
　　　　　「武力攻撃に至らない段階から適切な処置をとることが必要」と書いてある。
　　　　　攻められる前から有事法制は発動するということだ。
ユウジ　：アメリカが戦争を始めた途端に、日本が即時に対応する。
　　　　　アメリカ有事が日本有事に早変わりという寸法さ。

ホウセイ：ところで、有事法制の肝心のかなめは、どううまく国民の財産を取り上げたり、
　　　　　国民を戦争に駆り出す仕組みをつくるかだ。
ユウジ　：オイオイ「財産取り上げ」とか「駆り出す」はまずいぞ。
ホウセイ：おっといけない。つい本音が。
ユウジ　：表向きは「戦時でも自衛隊員が好き勝手できないようにするのが有事法制。
　　　　　国民の権利や財産を守る法律」ということなんだからな。
ホウセイ：実際に国民の財産を取り上げ…、じゃなかった収用、使用したり、
　　　　　従事させるためには自衛隊法103条が使える。

兵糧米よこせ
ユウジ　：そうだ。緊急時、防衛庁長官は知事に一声かければ公用令書という命令書を発行して、
　　　　　自衛隊が国民の施設、土地、家、物資を収用、使用できる。
ホウセイ：「このマンションを三十日間、兵舎として使う。住民は立ち退け」とか、
　　　　　「兵糧米がいる。農家の米を自衛隊に回せ」といったことを国民に強制できるということだ。
ユウジ　：ほかにも命令書一つで医療、土木、輸送などの仕事をしている民間人を駆り出せ…、
　　　　　じゃなかった従事させることもできる。オレも言葉遣いには気をつけないといけないな。
ホウセイ：例えば「大工、左官、とび職は陣地をつくるから集まれ」とか
　　　　　「トラック運転手は陣地まで弾薬を運べ」といった命令ができるな。
ユウジ　：国民から不満が出ても、「不服は認めない」と法律に書いてあるから、裁判所も門前払いする。
ホウセイ：自衛隊法103条は、命令書を発行できる人間は防衛庁長官以外は「政令で定める」としている。
　　　　　長官が各地を回ってすべて命令するというのは不可能だ。
　　　　　この政令をつくれば103条は有事法制として機能する。ここがポイントだな。
ユウジ　：政令に「自衛隊員」と書き込めば、20万人以上の自衛隊員が国民に
　　　　　「あれしろ、これしろ」と命令できる。一気に軍事優先になる。

サヨは消えろ

拒否させない
ホウセイ：今もアメリカの戦争に国民を動員できる周辺事態法という法律はあるが、
　　　　　それを強制できる決まりがない。
ユウジ　：生ぬるいんだよ。有事法制では罰則をつけて、国民が拒否できないようにする必要がある。
　　　　　おっと、これも国民に知られたらまずい。
ホウセイ：さらにいえば、機密保持をうたい文句に国民の言論・表現の自由を制限する法律もほしいな。
ユウジ　：国民の批判を抑え込んで、軍事優先の体制をつくらないと有事法制の意味がないからな。
ホウセイ：オレたちにとっては、有事法制の真のねらいを国民が知って反対運動が盛り上がるのが一番怖い。
（しんぶん赤旗日曜版3月3日号「日曜ワイド」）

連続投稿に引っかかった、鬱だ…

＞１
マジですか？

なんだ、こりゃ。（激笑）
こんなのが載ってるのか、赤旗。すげ〜〜。
やよりたんかいそみたんが書いたみてぇ。

＞アメリカは自衛隊を引き込んで、世界中で戦争する算段をしているからな。

しかも、程度低ぅ。こんなの読んでちゃアタマ悪くなる訳だ。納得。

見事な自作自演だな
放置

>>12
この場合、どれがジサクジエンなんか？
オレの投稿（11）？
だとしたら、勘繰りすぎ。てぇか、自作自演する意味、ないじゃんよ（笑）
いや、まあありがちな感想なのは否定しないけどさ‥‥

>>13
「ユウジ」と「ホウセイ」の事じゃないか？（W

>>14
うみゅ。
だとしたら12はジサクジエンの意味がよくわかってない
気の毒な人、という事に‥‥（笑）

>>15
やっぱり話を展開させるための自作自演と見たが

>>16
めんどくさいやっちゃな。
悪いがそこまでヒマではないわい。

ageトーク