245 :
2ちゃんねるアナリスト:
@まず、減価償却費の定義を誤解している人が多いこと。
あの板で反論君は、「もっとも簡明な定義は
「固定資産の物理的経済的摩滅の費用化分」
だな。」と述べているが、これが間違っているのだ。
もっとも、僕も多くの参考書などでこの定義が載っていることを知っている。
しかし、それは表面的にはあっているように見えても簿記の本質から見ると
あいまいな定義であり、誤解を生む定義である。
減価償却費は固定資産の物理的磨耗分を費用化してはいないのだ。
あくまでそれは見かけ上そうみせているというだけの話だ。
もし、固定資産の物理的磨耗分を引いているのなら、
資産のマイナス勘定として発生するだろう。
つまり資産を直接マイナスさせるはずだ。
246 :
2ちゃんねるアナリスト:02/03/20 02:37 ID:56WB3MOx
しかし、なぜ、減価償却費の累計分を
減価償却累計額として、わざわざ、別口で表現するか?というと
〇この減価償却費として計上するものは見かけ上の、固定資産の磨耗分であり、
実際にそのとおり価値が減じているわけではない。
〇実際の価格は売却しようとしたときに、市場で判断されるからだ。
〇それではなぜ、減価償却費があるか?というと、
たいてい高額な固定資産を買ったときに、そういうものは
年を越えて翌年もそのまた翌年も使われるのが普通である。
たとえば100万円で営業車を買った。
この100万円を一番最初買った年にまるごと費用として
計上するのはおかしい。利益を適正に計算できず、整合性がない。
だから、20万円ずつ費用として計上することをやる。これを減価償却費と
いう。
償却という言葉は「利益を生み出すために必要な支出をした」という意味だ。
減価とあるが、本当に減価しているのではなく、見かけ上減価しているよう
に
表現するということ。償却年数は国の決めた償却年数を一律に使うのもそ
のためだ。本当に減価しているのを正確に知るのが目的であれば、国の決めた一律な
償却年数を使うのはおかしい。
機械などは年数がたってもがんがん動いているだろうし、高速道路は
100年経っても大丈夫なようにデザインされている。
しかも高速道路の償却年数など、どこにも書いていない。
247 :
2ちゃんねるアナリスト:02/03/20 02:43 ID:56WB3MOx
〇国のやる事業をお金がないために代わりにJHにやらせている。
〇最初に借金をしてもらって高速道路を造り、その利益分は
最初の建設費と土地取得費用のためにした借金返済用に全てあてる。
そして30年後に一斉に無料解放となるために
費用のところに入っている。毎年9200億円も黒字であり、
その費用のところに入っているのだ。
儲けるという考えはない。
〇国の代わりにやっているのだから、なるべく高速道路料金も
安くするべき。だから税金も取らない。
利益を計算するのではないのだから、減価償却費を計算する必要はない。
必要なのは、当初の借金を完全返済するということである。
だからかかったお金の額が必要であり、償却も除却も行わないのが正しいのだ。