140 :
2ちゃんねる総研アナリスト:
猪瀬直樹の論文「日本国の研究」のうそについて証明する。
以下は
日本の近代 猪瀬直樹著作集1
「構造改革とは何か」新編 日本国の研究
小学館からの抜粋である。
この論文のうそを検証してみよう。
73ページ
から、「道路公団はレールのない国鉄」
という章が始まる。
そして、74ページの第2行目に、
〇「このままであれば、第二の国鉄、レールのない国鉄、となることが必至(=必
ずそうなるであろう)と予想されるからである。」
とあり、
75ページには、
〇「高速道路の料金収入では(借金の)返済が不可能だから、
差額を政府が埋め合わせるしかないのだ。」
とある。
これは事実と異なる。
そして、この「ありもしない危機」を見た論文を
その後、桜井よし子や多くのマスコミなどは、この本をテキストとし始める。
そして、マスコミはうその拡大再生産をし始めていく。国民はそれを信じ始める。
真実は、猪瀬直樹氏は、特殊法人の財務諸表を読み誤ってこの結論を導きだしたの
だ。
特殊法人とは、「特殊な」法人である。だから、財務諸表も異なる。
実際には、健全である。
141 :
2ちゃんねる総研アナリスト2:02/03/07 01:19 ID:/xhyXYZj
特殊法人とは、
国がやる必要のある事業(事業=仕事。特に,社会的意義のある仕事)
@ 国にはお金がない
A そのため借入金で行う。
B 政府が低金利で長期にわたる資金をかりやすいように、
補助金をつける。
という制度。
そして、高速道路をとおる、通行料による収入で借金を返す。
という制度。
142 :
2ちゃんねる総研アナリスト3:02/03/07 01:21 ID:/xhyXYZj
だから、最初に借金が多い。(ただし、大体、金利は4%ぐらいであるので
、
政府の補助金によって実質2%ぐらいになっている。)
〇しかし、それは、収入が2兆円ある日本道路公団、そして、支出は1兆円
である。
〇あとの差額の1兆円は、ほとんどすべてが、借金返済にまわさなければ
いけない。
だから、ここの部分を利益として、みられてはいけないので、
利益という表示はしていない。
〇民間の企業と違うのは、最初に多額に借金をして、創るという点である。
だから、収入―支出は利益としてみてはいけない。
〇すべて借金を返す費用として、カウントされる。具体的には、
償還準備金繰り入れ(償還=期限がきたお金の借りを返すこと。)
(繰入=組み入れるという意味)
という勘定にいれてあるのだ。
〇つまり償還準備金繰入とは、「期限が来るお金を返すための準備金にし
ました」
という意味である。
〇この仕組みを見誤り、大騒ぎし始めたのが猪瀬直樹である。
つまり償還準備金(償還とは期限がきたお金の借りを返すこと。)
のことを知らないため、日本道路公団は、全く利益がないとして、
解釈しはじめて、「日本国の研究」という本として出版したのだ。
143 :
2ちゃんねる総研アナリスト4:02/03/07 01:23 ID:/xhyXYZj
つまり猪瀬直樹のこのままでは大変なことになる。というのは
事実と異なる論理なのだ。ありもしない危機を唱え始めた最初の人物である。
旧国鉄は、100円を稼ぐのに、147円もかかっていた。つまり赤字のた
れ流しである。
それに比べて日本道路公団は100円を稼ぐのに、50円。あとの50円は
すべて、借金を返すのに回している。
利益という考えはない。もうけるのが目的ではないからだ。だから順調であ
る。
そして、75ページの、第5行目から、
「利子補給(=借金の利子を補うこと)のために、
国費(=税金から出すお金)による補給金(=特定事業の助成のため,
国が出す補助金)と補助金(国の目的達成のために,国が日本道路公団に交
付する金銭。)
がここ数年で極端に増加している様子がわかる。平成7年度(95年度)で
は政府補給金1240億円と国庫補助金468億円の合計が1,708億円だった
が、平成8年度では2,067億円にふくらんだ。
平成4年度(92年度)の2倍である。
道路公団は財投からの借金にあえぎ、このままいくと利払いのため国民の借
金をどんどん食いつぶすしかない状態なのである。」とある。
144 :
2ちゃんねる総研アナリスト5:02/03/07 01:25 ID:/xhyXYZj
これもあたかにも、借金がふくらんでいるように書いてあるのだが、
事実と異なる。
この時期は、
宮沢内閣が緊急に経済を立て直すとして、
平成4年の夏に、緊急経済対策を発表。
今後10年間で、公共事業を430兆円やるとした年である。
そのため、高速道路事業は、当初の予定よりもまえだおしで工事が発注され
はじめた。
そのため、それまでほとんど国費を入れていなかった高速道路に、
国が費用を出し始めたのである。
ちなみに、平成4年までは、国が高速道路事業に出すお金は高速道路の事業
費のたったの3%であった。
つまり国は高速道路事業費のたったの3%しかお金をださずに、日本道路公
団に、高速道路事業をさせていたのだ。
145 :
2ちゃんねる総研アナリスト6:02/03/07 01:28 ID:/xhyXYZj
〇日本道路公団について、
猪瀬直樹は、日本道路公団の分割民営化案
という論文を279ページからのせている。
それを見てみよう。
ここで、さすがに猪瀬直樹は、自分の当初の日本道路公団の財務諸表の見誤
りに気づいている。
284ページ第5行目
「日本道路公団は借金漬けで、第二の国鉄と言われている。(中略)
「言われている」と書いてある。
あたかも自分ではなく誰かが言い出したような表現を使っている。
ここで、重要なのは、猪瀬直樹本人が一番最初に、日本道路公団の財務諸表
を見誤ったので、それを本当だと受け入れた桜井よし子や、マスコミは、第
二の国鉄と言い出したということである。だから、桜井よし子も加藤秀樹も、
読売新聞や産経新聞、朝日新聞、など、もうそを拡大させている。
「第二の国鉄といわれている。。」というのは、猪瀬直樹本人が最初に言い
出したうそであり、拡大再生産していったものである。
にもかかわらず、本人はあたかも
だれか他の人が言い出したかのようにここで述べているのだ。
146 :
文責:名無しさん:02/03/07 01:31 ID:hjZzrj1l
すぐ下にある議員板とこんだけ論調が違うっつうのもおもろいな。
森支持者だった俺の居場所は隔離板のマス板しかないよw
147 :
2ちゃんねる総研アナリスト7:02/03/07 01:31 ID:/xhyXYZj
284ページ
第15行目
「まず前提として、次のことを知っていただきたい。
日本道路公団は赤字だ、と信じられている。(中略)
よく考えてほしい。日本道路公団はたしかに赤字たれながしの無責任体制だ
が、税金を引き出し、財投資金での事業継続をつづけるため、巧妙に赤字を
よそおっているのではないか?」
(中略)
この上の文章は明らかに矛盾する文章である。ひとつの文章に「確かに赤字
たれながしの無責任体制だが」という文と「巧妙に赤字をよそおっているの
ではないか?(つまり黒字であるということ)」この文は明らかに矛盾したこ
とを述べている。まるで、相手「〇〇さんは確かに女だが、本当は巧妙に
女をよそおっているのではないか?(実は男だ)」といっているようなものだ。
ただ、同じ、相手(日本道路公団)を誹謗する文章として、見れば
論理的には矛盾しているが、どちらも悪いイメージを読者にひきおこさせる効果をもつであろう。
148 :
2ちゃんねる総研アナリスト7:02/03/07 01:33 ID:/xhyXYZj
285ページ
後ろから、5行目
「行革断行評議会の分割民営化案は、こうした構造、彼らの(日本道路公団
)偽装に対する疑いから発したものである。」
つまり、最初に猪瀬直樹氏は財務諸表を読み間違えて、
〇収入―支出の存在、つまり通常の企業でいう利益分は、30年後の高速道
路全国一体化後に一斉無料開放するために積立金勘定にはいっているのだが
、それが利益勘定にないので、「利益がない」として、第二の国鉄だと大騒
ぎした文章を書いた。
通常の企業の財務諸表は、利益を得ることを目的とするものであるが、特殊法人は違うのだ。
149 :
2ちゃんねる総研アナリスト8:02/03/07 01:35 ID:/xhyXYZj
〇特殊法人は、最初に国のやるべき事業を代わりに借金を低金利でして
行い、通行料収入で返済していく。
〇完全返済後は、国が無償で高速道路をゆずりうけ、JHは解散。
一斉無料開放という目的がある。
〇そのために、特殊法人の財務諸表は、
借金の完全返済にその最大の目的があるものである。
(そのためいくらお金かかったかが問題であるので、整合性がくずれるので
減価償却も除却も行わない計算となる。)
〇つまり償還準備金繰入という勘定は、毎年9500億円ほど積み立ててお
り、30年後の全国一体化したあとの一斉無料開放時には、その積立金
を取り崩し、同額、高速道路という資産勘定をゼロにする。という目的で
あった。これは順調に進んでいた。
〇ここで猪瀬直樹氏は
ここで「収入-支出」の存在、つまり償還準備金繰入の勘定に気が付き、
あろうことか自分の当初の財務諸表の読み違いが原因であることを棚にあげ
て、
「日本道路公団の利益隠しだ」と言い出しているのだ。
150 :
2ちゃんねる総研アナリスト9:02/03/07 01:38 ID:/xhyXYZj
286ページ
4行目「だが、9500億円の「引当金繰入れ」
注(引当金=将来借金を返すために、いくらかかるかが、わかる場合に,
その年度に充当が認められる金。)(繰入れ=充当すること)とはなんだろ
うか?「引当金等繰入」というおかしな項目の実質を占めている
「償還準備金繰入」(償還=将来借金を返すこと、それの準備のために積み
立てているという意味)9千億円は、元金の返済であり、これが経費項目
(経費=必要な費用)とされているのは、常識からかけはなれている。
つまり元金返済が年間9千億円もできるのである。
この9千億円から、「政府補給金」2千億円を引いたものが実質的な利益と
みたら、7千億円のキャッシュフロー(=自己資金)があると判断できるの
だ。」とある。
〇一般に借金というものは、長期の場合は、20年から30年という長期に
わたるものが普通である。これは高速道路の全国一体化してネットワーク
化したあとに、高速道路は、無償で国のものとなる30年後、一斉に無料開
放をするためにつみたててあるものである。
152 :
2ちゃんねる総研アナリスト10:02/03/07 01:42 ID:adfp2AlL
〇つまり、無料開放のときにその積立金を取り崩し、同額の高速道路という
資産勘定をゼロにするためである。そして、道路は30年という単位で、創
ってお金を返すので、5年ものの道路債券を発行してはいるのだが、借り換え
を行い、期限の30年後にお金を元利返して清算という形をとる。
これは普通の行為である。だから積み立てているのだ。
つまり、猪瀬直樹は、民間の財務諸表や株式について、成り立ちまでを
知らないと私は思う。
つまり、民間の企業の成り立ちと特殊法人の成り立ちを混同しているのだ。
経費という意味は、通常は利益を得るために必要な支出であると
いう意味である。
民間企業では、収入―経費=利益として、その利益に税金をかけられる。
しかし、特殊法人は、本来国が100%お金を出してやるべき仕事を
10%ぐらいのお金を出して、最初に借金を国のかわりにしてもらう。
その際、低金利で、長期の資金にするため、国が補助金を出す。この補助金
を出す目的は長期で低金利かつ大量の事業資金を生み出すためのものだ。
つまり信用をつける実質的行為である。
153 :
2ちゃんねる総研アナリスト11:02/03/07 01:43 ID:adfp2AlL
そして特殊法人では利益という考えがない。
利益ではなく収入―支出として、すべて、最初に低金利で多額の借金の返済
にまわされるのだ。
高速道路を創りその通行料金で借金を返すという仕組みである。
税金をかけたらおかしな話になってしまう。国の代わりにやっているのだ。
全体の仕組みがおかしくなる。
この仕組みがなぜ聖域といわれてきたか?というと
少しでもいじくると全体が整合性がなくなりだめになるからではないか?
154 :
2ちゃんねる総研アナリスト11:02/03/07 01:47 ID:adfp2AlL
結論は、猪瀬直樹の嘘のために4月1日以降、JHは破たんし、日本の国債は
紙くずと化し、しかもペイオフをやる。ムーデイーズは2ランクは日本の国債のランクを
下げる。
マスコミは朝日新聞、産経新聞、毎日新聞、週刊ポスト、週刊現代、
などほとんど全てが倒産するだろう。
マスコミという業種はつぶしがきかない。
しかも政治が不安定になれば情報規制がかかるだろう。
マスコミの諸君は、覚悟せよ。
155 :
2ちゃんねる総研アナリスト11:02/03/07 01:53 ID:adfp2AlL
マスコミはよく気づいていないようだが、
サラリーマンがリストラばっかりされたら、雑誌を買う人間がいなくなり、
新聞を買う人間もいなくなっていくことに気づいているのか?
マスコミも経済についてまともなことを言うようにしないと
あと猶予は3月中だけである。俺も4月1日以降は大恐慌が100%
始まるのであきらめる。
君らはペイオフを延期するようにしたほうが良い。
小泉は3月中に退陣させて、亀井静香か、小沢一郎が担うほうがいい。
そうしないとDロックフェ〇ーに日本は牛耳られるだろう。
そして、ブッシュの思うとおり、今度は北朝鮮と交戦させられる。
死者も出るだろう。
田中まきこなんてのを選んだら日本は終わり。
156 :
2ちゃんねる総研アナリスト11:02/03/07 01:55 ID:adfp2AlL
マスコミはもし失職したら、今絶対に転職などできない状態であることを
知るだろう。どこもリストラをしている。
急速に軍国化がブッシュの外圧によって始まってしまう。