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文責:名無しさん:
予想したとおりの展開でワラタ(w
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2002/2/23 朝日新聞 「声」より
君が代聞くと戦死の兄思う
主婦 佐藤百合子 (神奈川県大和市74歳)
「私は歌いたい、門出の君が代」(16日)の駒村さん。
戦後生まれのあなたが「君が代」に何の疑問も持たず歌われるのは無理もありません。
でも、歌わないのは一部の人が言うような主義主張だけではないのです。歌えないのです。
私は、あのメロディーを聞くと涙が出て、たまらない気持ちになるのです。
もちろん歌詞にも問題がありますが、「日の丸」「君が代」が一つになり、
あのつらい日を思い出すのです。
終戦の天皇のお言葉に、真っ先に思い浮かべたのは「これで兄2人が帰ってくる!」
ということでした。一回り以上違った兄たちですが、私にとっては何より大事な人でした。
それからは毎日、駅に立ちつくしました。しかし兄たちは帰らず、終戦から2年以上たった
ある日、「戦死」の公報が、長兄、そして次兄と、日をおかず来たのです。
日の丸の小旗に送られ、元気に笑っていた兄たちが、名前の書かれた白い紙が
入っただけの白木の箱に。絶望が広がりました。
私たち戦前からの人間の多くは、愛する肉親を戦争で亡くしています。
どうか「国歌」だからと押しつけるのではなく、私のような歌えない人もいることを
知って頂きたいと思います。
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電波度は低いけどね。