349 :
文責:名無しさん:
■《天声人語》 02月28日
(糞)>消費者金融の「武富士」が全国の街頭で配っている似顔絵入りのティッシュペーパーの総数が3億個を超えた。
(豚)>昨年5月に青森県の武富士弘前支店で起きた強盗放火殺人事件では同社の従業員5人が焼死した。
>>会社として捜査に協力できることはないかと考え、事件の4日後から宣伝用のティッシュに容疑者の似顔絵を入れることにした。
(禿)>似顔絵は、青森県警がコンピューター・グラフィックス(CG)でつくった最新技術によるものだ。
>>「似た男がいる」という情報が2千件以上寄せられたが、まだ容疑者の特定には結びついていない。
(尻)>同じころに大阪で起きた事件では、似顔絵が逮捕の決め手になった。
>>路上ですれ違った男性に暴行を加えて死亡させた男2人が先日、事件から10カ月後に逮捕された。
>>大阪府警が手書きでつくった似顔絵に寄せられた情報が逮捕につながったという。
(痔)>逮捕後に撮影された顔写真と似顔絵を見比べると、そう似ているとは思えない。
>>青森の一見写真に見えるほど精巧なCG製より、大阪のものはずっと稚拙に見える。
>>しかし、目元が似ている男がいると通報があったそうだ。
>>要はピンと来るかどうかなのだろう。
(珍)>「3億円事件」のモンタージュ写真が役に立たなかった故事もある。
>>あまりに精巧な似顔絵はむしろ「排除」の方向に働くのではないだろうか。
>>目は似ているけど口が違う、鼻はそっくりなんだけど……などと考えて、通報をためらうことがあるのかもしれない。
(蛸)>3億枚の似顔絵が功を奏していない現状では、そういう見方もできるのではないか。