つくる会の教科書採択で議員を脅迫した右翼が逮捕

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147文責:名無しさん
■教委人事巡り国立市議を脅す 2容疑者を逮捕
 東京都国立市の教育委員の選任を巡り、自民党市議に危害を加えること
をほのめかす文書を送るなどしたとして、警視庁公安部は16日、住所不
定、右翼活動家福島達樹容疑者(48)、埼玉県川口市原町、無職加藤哲
史容疑者(37)を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。

 調べでは、2人は昨年10月29日から11月1日にかけて市議の自宅
へ、60年に当時の社会党委員長が刺殺されたシーンを写した写真に「天誅
(ちゅう)」と書いたファクスを送ったほか、「身の回りに気を付けろ」と
電話したり、押しかけて「隠れてんじゃねえよ」と怒鳴ったりした疑い。

 国立市などによると、上原公子市長が、任期満了になる教育委員1人を再
任せず、別の人物に交代させることを9月議会に提案したが、自民などが反
対して紛糾。その後、この委員の交代を含む新たな人事の検討をしている最
中に、自民党議員は、交代を容認するような発言をしたという。

 上原市長は再任を求めない理由の一つに、この委員が教科書採択にあたっ
て、「新しい歴史教科書をつくる会」主導の中学教科書を推薦したことなど
をあげている。 【朝日】