中国猛毒野菜、朝日はなぜ報道しない!

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198名無しさん
中国農産物の汚染問題 中毒、年間10万人
深刻な被害 過剰生産背景に(産経新聞)

 【北京17日=山本秀也】野菜をはじめとする中国産農産物の残留農薬などによる汚染
問題で、中国政府の政策研究機関「国務院(内閣)発展研究センター」の陳錫文副主任
(農業学)は十七日付の中国紙「中国青年報」の中で、汚染野菜の中毒患者が中国国内だ
けで年間十万人に上るといった激しい被害実態を明らかにした。

 汚染農産物が国内外の市場に出荷される背景として、陳副主任は中国野菜を例にとれ
ば、昨年の年間収量が四・四億トンと国内消費量の三・五倍に上るという生産至上主義
を指摘。こうした過剰生産が日本など海外市場へ向けた輸出圧力を高めており、日中間
のセーフガード(緊急輸入制限)協議難航の背景にも絡む結果となっている。

 中国産農産物に使用される化学薬品は、農薬が年間二十数万トン、化学肥料は同四千
二百万トン。農薬には有機リン系殺虫剤など毒性の高い禁止・規制薬物を含め一千種類
以上が使用されているほか、化学肥料も一ヘクタールあたりの使用量が平均四百キロと、
欧米の平均レベルを四割も上回っている。

 問題となっている中国産農産物の化学汚染について、陳副主任は農薬のほか、化学肥
料の過剰使用による土壌、水質汚染の影響を指摘した。

 こうした複合的な汚染により、中国産農産物は緑茶の代表的な銘柄「竜井茶」が基準
値を上回る鉛の検出により欧州市場で規制を受けたほか、米食品医薬品局(FDA)によ
る中国食品の輸入差し止めが昨年八月から今年一月の間に六百三十四回に達するなど、
中国産品の安全性に対するチェックは国際的にも厳しさを増している。

 同日付の農事専門紙「農民日報」によると、劉堅如・農業次官は、国内外で問題が指
摘される野菜類などの無公害化に向け、国際基準に基づくモニタリングシステムの構築
を急ぐなど政府が本腰を入れる方針を表明。

 陳副主任も農薬や化学肥料、さらに食品添加物や家畜用薬品を含めた総合的な農産物
の安全確保を急がない限り、中国産品の「国際競争力の確保は難しい」と指摘した。