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ジョッパリは在日焼き肉屋を助けるニダ!:
狂牛病2頭目、街の声を拾う両紙を比較しました。
・読売(11月21日夕刊4版、19面)
「地元 陽性反応が出た牛を出荷した農場がある北海道の猿払村役場では午前十一時ごろ、道庁から連絡が入っ
た。報道各社から殺到する電話に、担当職員は「また具体的な対応は決まっていない。地元農協と協議する」と
だけ話していた。」
「小売店 牛肉を扱う大手スーパーなどでも、驚きと戸惑いの声が広がった。ダイエーは「今後の消費者の反応
は全く読めない」と話す。牛肉の安売りなどの努力で消費者が戻りつつあったというが、「当社ではこれまでも
植物性飼料100%の国産牛であることを確認してきた。これからも引き続き安全性を訴えていくだけで、特に
対応は考えていないと平静に努めていた。」
厚生労働省、北海道庁、地元、小売店、消費者すべての声を掲載した読売。あらゆる声のカバーという意味では
有用かもしれませんが、ポイントが絞れませんでした。
そこへゆくと朝日は今回の狂牛病2頭目に対する世間の声を一ヶ所に絞り、読者にポイントを絞って同情が湧く
ように工夫しています。
・朝日(11月22日朝刊14版、39面)
「川崎の焼肉店 今度はこたえる 忘年会の予約、まだゼロ」
「脂記に点が集まる川崎市の通称セメント通り。親子二代で焼肉店を営む男(33)は「今度はこたえる」と話
す。感染一号で客は半減。人気だったハラミはほとんど注文されなくなり、利幅の薄い豚肉などに力を入れてき
た。おまけに取り引きしていた朝鮮人系信組が破綻。新しい融資は望めない。市の緊急融資は金利が高いし、時
間が掛かる。「返済もきつい。このままでは年を越せない店が出てくる」」
なんとかわいそうな話でしょう。「2戦連続土壇場で同点本塁打を打たれた韓国出身のキム投手が可哀想で可哀
想でなりませんでした」と、読者に朝鮮人の視点でものを考えるようにそれとなくストーリーをくむ朝日。今回
も在日朝鮮人の焼き肉屋の視点で狂牛病を考え同情がわくよう、読者を誘導しています。消費者の視点でもない
、大手流通業者の視点でもない、在日朝鮮人の焼き肉屋という斬新な視点で狂牛病の被害をわかりやすく解説す
る朝日。今回の記事は、銀行からも金を借りることができないほど経営が不透明で、市の金利すらも高いという
ようなずさんな金銭感覚の焼き肉屋の売り上げ増大に、微力ながら寄与することでしょう。
アイゴー、ジョッパリは在日焼き肉屋を助けるニダ!!