>>340=
>>415ですが、2月8日にシンポジウムに行ってきましたので、
お約束通りその時のレポートをアップしますね
☆「SNOW MIKU 2013シンポジウム つながる世界part2」のレポート
今年のシンポジウムはクリプトン本社が入居している日本生命札幌ビルで開催されました。
(ビル写真)
ttp://gemini.matrix.jp/image/img-box/img20130212195528.jpg ttp://gemini.matrix.jp/image/img-box/img20130212195605.jpg まず私は地下1階の蕎麦屋で夕食を済ませた後、シンポジウム会場の3F:大会議室に向かいました。
会場に到着後、開始までしばらく椅子に座って待機しました。
18時35分、オープニングBGMが流れ、シンポジウムが始まりました。
流れた曲はhinayukki@仕事してPさんのKAITO V3デモソング「黄金木の葉が舞う頃に」です。
ちなみに司会は昨年同様FMノースウェーブの片岡さんです。
第一部「音楽テクノロジーの未来」
(出演者)
ヤマハ株式会社 yamaha+推進室 剣持 秀紀氏
産業技術総合研究所 上席研究員 後藤 真孝氏
クリプトン・フューチャー・メディア(株) 初音ミク企画開発主任 佐々木 渉氏
まずは佐々木さん(CFM)、剣持さん(ヤマハ)によるKAITO V3の開発秘話を中心としたお話がありました。
V1時代のKAITO開発の裏側や、剣持さんの技術開発時代のお話、お二人の馴れ初めなど、
固い話だけではなく笑い話もあり、DTMのことなどほとんど分からない私でも楽しめました。
ちなみに剣持さんは当日午後からの大雪の影響で飛行機が遅れたために
最悪の場合この場に居なかったとのことです。
実際天気の影響で開場にたどりつけなかった人も多かったようでして、
客席もちらほら開きが目立っていました。
次にKAITO V3開発秘話の要旨を書いていきます。
(KAITO V3開発秘話の要旨 その1)
VOCALOID1「KAITO」が発売された当初は動画共有サイトが普及しておらず、当初の売り上げは500本程度だった。
2007年にVOCALOID2「初音ミク」が発売され動画共有サイトを中心に人気が爆発。
それに引きずられる形でV1 KAITOにもスポットライトが当たり、
「うろたんだー」を始めとする人気作品が作られていった。
VOCALOIDの開発は「デイジー」というコードネームで2000年にスタートし、2003年に初めて製品化。
KAITOのCVはジャズ歌手の風雅なおと氏。
VOCALOIDの開発当初から携わり、当時のデータベースをブラッシュアップしたのがV1 KAITO。
VOCALOID2は3〜4種の音程でひらがな5文字程度の呪文のような言葉を読ませてデータベース化している。
VOCALOID1は音程の種類・データベースの量がもっと多かった。
V1 KAITOは女性人気が高く、同じくVOCALOID1のMEIKOと共にクリエイターごとの
声色(いわゆる「調教」)の違いについて熱く語るファンが多かった。