ネット投資家、強制調査 自称・相場師「時給100万円」 書き込みで仲間拡大 産経新聞 1月28日(月)7時55分配信
監視委による強制調査を受けた指示役のデイトレーダーの男(38)は、自ら「ネット相場師」と称して株の売買以外でもインターネットを
積極活用し、ネット住人を巻き込む形で投資活動をしていた。相場操縦はかつて、仕手筋と呼ばれる“プロ”の犯罪だったが、ネット取引の普及
により、若い世代が安易に手を染めるケースが目立っており、監視委は警戒を強めている。
関係者などによると、指示役の男は平成6年ごろ、株取引を始めた。対象企業の株を大量に買い集めながら、株価の値上がり率を競うネット
掲示板などで自らの保有株を推奨。一時、株式投資だけで約3億円の利益を上げたことで、一部のネットトレーダーに知られる存在になっていったという。