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新田ヒカル氏「着メロの課金システムを発案、1000億円市場を築く」
ノムラジョイ(p)
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私の投資デビュー秘話- 新田ヒカルさん -
インタビュー
私の投資デビュー秘話
-最初はみんな初心者だった- この辺に顔写真
投資家 ファイナンシャルプランナー 新田ヒカルさん Profile
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (にった・ひかる)投資家 ファイナンシャル
日経225先物やFXの投資家で、多くのトレーダーから人気を集めている新田ヒカル プランナー。大手通信会社を経て、「自
さん。大手企業で活躍するエリートだった新田さんが、投資家という厳しい世界に 分らしく豊かに生きる」ことをめざして
あえて身を転じたワケとは・・・? 投資家として独立。「日経225先物」を
中心に独自の投資スタイルを確立する。
ライフデザイン教室を主宰し、投資教育も行う。
国や会社には頼れない、そんな不安が投資に向いた
「初めての投資は、会社に就職して2年目位のとき。最初に買ったのはソニーのミニ株。当時
は単元株を買うお金もありませんでした。5000円くらい利益が出たところですぐに売却しまし
たね。」
誰もがうらやむ超一流企業のシステムエンジニアとして、周りからは順風満帆に見えた新田
さんが株式投資を始めたのは、意外にも将来に対する不安からだという。
「最近、年金問題が取り上げられていますが、その当時から年金制度は必ず行き詰まるとい
う確信を持っていました。一方で、会社もいつまでも頼れる時代ではないと考えていました。
『国にも頼れない、会社にも頼れない。ならば自分の将来は、
自分でなんとかしなければいけない。経済的な問題の解決
に最も効率がいいのは投資を学ぶことだと考えて株式投資
を始めたわけです』
ところがその後の投資成績はさんざんだった。
ITバブルの崩壊に遭遇して、大きな損失を出してしまったという。
その一方で、新田さん自身の人生も大きな転機を迎えつつあった。それは単なる仕事の問題というより、自分の人生をどう生きるかと
いう問題だった。
「会社では着メロの課金システムを発案し1000億円市場を築いた。mixiなどができる前からSNSの研究開発にも取り組んでいた。す
ごくいい経験もいろいろさせてもらいましたし、人に喜んでもらえて自分も満足できる仕事ができるなら、ずっとそのまま会社で仕事を
続けていくつもりでした。」
しかし、現実はなかなか思い描くものにはならなかったという。
「収益に大きく寄与しても、対価や称賛はなかった。それでも、会社を通じて社会を豊かにし、同時に会社を救うことができればと、
次々とビジネスのアイディアを出したものの、理解できる人がいなかった。自分のここでの役目は終えたと思いました。」