◆奥様sien隊【株人109】◆『出直り相場に逆うな』

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72名無しさん@お金いっぱい。
■今日はどうなる? あの株、この株、東京市場

[5月21日 朝刊]

NYダウ、NASDAQともに下落。
FRBの経済見通し下方修正に警戒売り。
東京市場、米国市場安と戻り売りで軟調に。
為替の円高でハイテク、自動車株主力株が特に軟調。

■NYダウ52.81安、NASDAQ6.70安。
両市場は下げてしまった。
午前中は強かったのだが、引けにかけて急激に値を崩した。
FRBが経済見通しを下方修正、失業率予想は逆に引き上げたのだ。
これまで市場では楽観的な見方がほとんどになっていただけに、
軽いショックがあり、株式市場だけでなくドルも下落してしまった。
同時に金融株もバンカメ以外下げてしまい、市場ムードは急速に軟化した。
ただドル安に刺激され金先物価格上昇、連れて原油先物も回直され、
関連の資源エネルギー関連株が上昇した。

■東京株式市場。
昨日の日経平均株価は大健闘したといえるだろう。
1〜3月期のGDPが年率換算でマイナス15・2%となっただけに、
通常なら市場は軟調な動きに陥るところだったが、
54円高となった。
これは意外な堅調さであり、東京市場の底堅さが改めて確認される形になった。
今日も同様の展開が続いて欲しいところだが、
残念ながらそれは無理だろう。
昨日の上昇で、目先エネルギーが尽きていると見られるからだ。

もちろん前述したように米国市場が軟調に終わり、
東京市場のマイナス材料となりやすい為替が円高だ。
またまた94円台に入っていて、
これではハイテク、自動車などの主力株の上昇は非常に困難だ。
この点は諦めざるを得ないものの、
代わりに上昇が見込める分野がある。
金先物価格、原油先物価格の上昇を受けて、
住友金属鉱山株をはじめ、三菱商事など総合商社株が買われるだろう。
それでも日経平均株価を押し上げるほどのパワーはなく、
結局今日はマイナス圏で推移。
こうなるでしょう。