http://www.tse.or.jp/cash/stock/stlisting_a.html 上場適格要件
(1)企業の継続性及び収益性
継続的に事業を営み、かつ、経営成績の見通しが良好なものであること
a. 損益及び収支の見通しが良好なものであること
b. 相応の剰余金配当を行うに足りる利益を計上する見込みのあること
c. 仕入れ、生産、販売その他経営活動が、取引先との取引実績、製商品の需要動向等に照らして、安定的かつ継続的に遂行することができる状況にあること
d. 企業グループの主要な事業活動の前提となる事項について、その継続性に支障を来す要因が発生している状況が見られないこと
e. 資産の保全及び経営活動の効率性を確保するため、経営管理組織が適切に整備、運用されている状況にあること
f. 従業員の異動又は出向者の受入れ等の状況が事業の安定的な遂行に必要な人員が確保されない状況にあるなど、継続的な経営活動を阻害するものではないこと
(2)企業経営の健全性
事業を公正かつ忠実に遂行していること
a. 特定の者に対し、取引行為その他の経営活動を通じて不当に利益を供与していないこと
b. 役員相互の親族関係、その構成又は他の会社等の役職員等との兼職の状況が、公正、忠実かつ十分な業務の執行又は有効な監査の実施を損なう状況にないこと
(3)企業内容等の開示の適正性
企業内容等の開示を適正に行うことができる状況にあること
a. 企業内容の開示に係る書類が法令等に準じて作成されており、かつ、投資者の投資判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項が分かりやすく記載されていること
b. 会計組織が、採用する会計処理の基準等に照らして、適切に整備、運用されている状況にあること
c. 特定の者との間の取引行為又は資本下位会社等の株式の所有割合の調整等により、企業グループの実態の開示を歪めていないこと
d. 経営に重大な影響を与える事実等の会社情報を管理し、当該会社情報を適時、適切に開示することができる状況にあること