http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061231-00000028-jij-bus_all 「団塊マネー」が景気に追い風?=消費に注目−07年日本経済
2007年の日本経済は、定年退職を迎える団塊世代の消費動向に注目が集まっている。
企業などが支払う退職金は大幅増が見込まれ、「団塊消費ブームが到来する」
(日本総合研究所の湯元健治チーフエコノミスト)との見方もある。
国内の消費低迷は、戦後最長となった景気拡大のアキレスけんだけに、
07年度の実質成長率2%という政府見通し達成のカギとなりそうだ。
日本総研の試算では、07年の退職金受給者は前年より約80万人増加。
総額も1.6倍の13兆円に増える。これらの中核となる「団塊マネー」で、
旅行や住居改築など余生を楽しむための消費が増えれば景気浮揚効果が見込めるという