50 名前: 33 [sage] 投稿日: 2005/12/07(水) 23:04:38 ID:gmiP9xti
誤解なき様にして頂きたいののですが、
「恒例行事」というよりは、12月はそういう傾向にある月だということですので。
それから、外国人ファンドマネジャーの特徴・傾向として、
クォーター毎の運用パフォーマンスを良い評価にする為に、
もし自分の担当してるファンドにそれなりの含み益がある場合には
クォ−ター(1〜3、4〜6、7〜9、10〜12)の最初の月、
つまり、1・4・7・10月は、彼等は先ず評価益を実現益にする為に
「売り」から入って来る場合もあります。つまり持ち株の一部売却による「益出し」ですね。
ですから、クォーター替わりの月初めは彼等の市場での動き(売買動向)に注意を払って下さい。
特に神経質になって必要以上に弱気になる必要もありませんが、念の為に・・・・
単なる偶然かどうか解りませんが、あの1987年のブラックマンデーも10月、
古くはその前の大恐慌の引き金になった1929年のニューヨーク市場の暴落も10月でした。
それから、外国人投資家の裁定解消売りが暴落の引き金になったと言われてる
1990年からの東京市場の暴落も1月から始まっていいたのです。
どれも皆、クォーターが替わった最初の月に起こった事象でした。
別に何も起こらなければ、それはそれで喜ばしい事ですが、
頭の片隅にでもそういう知識を入れておいても無駄ではないと思います。
同じ「強気」になるのでも、「そういう知識の断片を入れての強気」になればいいのです。